【面接問題】memcpy関数の実装

面接でmemcpyの実現を聞かれたら、気をつけてください.ここに罠があります.
まず、標準memcpy()の説明を見てみましょう.

void *memcpy(void *dst, const void *src, size_t n);
//If copying takes place between objects that overlap, the behavior is undefined.

なお、この関数の動作は、アドレスが重なる場合には定義されていない.
実際にいう落とし穴もここにあり,自分でmemcpy()を実現する際にはアドレスが重なる場合を考慮する必要がある.
また、標準ライブラリでは、アドレスが重なるときのメモリコピー関数:memmove()も提供されていますが、memcpy()関数の書き換えを検討するのはなぜですか?
memmove()関数の実現効率の問題で,この関数はソース文字列を一時bufにコピーし,その後,一時bufから目的アドレスを書き,不要なオーバーヘッドを1回増加させた.
次にmemcpy()の実装を示し、標準ライブラリ関数と区別するために、そのラップ関数を実装します.

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>

void *Memcpy(void *dst, const void *src, size_t size);

int main(int argc, char *argv[])
{
    char buf[100] = "abcdefghijk";
    //memcpy(buf+2, buf, 5);
    Memcpy(buf+2, buf, 5);
    printf("%s
", buf+2);
}

void *Memcpy(void *dst, const void *src, size_t size)
{
    char *psrc;
    char *pdst;

    if(NULL == dst || NULL == src)
    {
        return NULL;
    }

    if((src < dst) && (char *)src + size > (char *)dst) //       
    {
        psrc = (char *)src + size - 1;
        pdst = (char *)dst + size - 1;
        while(size--)
        {
            *pdst-- = *psrc--;
        }
    }
    else
    {
        psrc = (char *)src;
        pdst = (char *)dst;
        while(size--)
        {
            *pdst++ = *psrc++;
        }
    }

    return dst;
}

Memcpy()を使用した結果:

abcdehijk

memcpy()を使用した結果:

abadehijk

標準ライブラリ関数のソース文字列がコピー中に汚染されていることがわかります.
2011-12-02任洪彩[email protected]
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