会社のLANを利用したGitHubとの連携(Fetch, Push, Pull)等を行うため、プロキシ設定をGitのコマンドラインで行った


環境情報

  • Windows Pro 10 Version 1803
  • git version 2.28.0.windows.1

契機

会社のネットワークからGitHubのリポジトリのCloneや、ローカルリポジトリのPublish、他連携を行おうと思ったらタイムアウトとなり、下記エラーが吐き出された。

fatal: unable to access ‘https://github.com/GitHubのユーザー名/リポジトリ名.git/’
: Failed to connect to github.com port 443: Timed out

実は、何故かAtom上ではGitHubの接続は上手く行ったのだが、コマンドライン(Git Bash)へ直接入力したり、GUI(Forkとか)やVSCode上の接続は全て同様のエラーとなった。AtomについてはWindows 10の設定におけるプロキシ設定に紐付いているのかもしれないが、不明。
で、自分の会社のネットワークはプロキシサーバー経由で外部ネットワークに接続されているため、Git Bashのコマンドラインから、GitHubにプロキシサーバ経由で接続されるように設定した。

コマンド

設定

Win + Rで出たウインドウで下記コマンドを入力すれば、Windowsの設定上のプロキシ情報が出る。既にここで設定しているのであれば、ここで記載した情報を入れれば良いと思う。

ms-settings:network-proxy

下記コマンドをGitに入力し、実行。
[]内は上記方法等で調べたものを入力。分からんかったらIT担当部署に聞けば分かると思う。
勿論コマンドを実行する際は[]はいらない。

git config --grobal http.proxy http://[プロキシサーバのホスト名]:[プロキシサーバのポート番号]

チェック

下記コマンドを実行して、返ってきたものに入力したプロキシ情報が入っていたらOK。
もしくは.gitconfig内に記載があればOK。試しにFetchして同期されるかチェックしてみる。

git config --list

リセット方法

念の為。

git config --global --unset http.proxy

その他

会社PCはデスクに据え置きなのでネットワークを切り替えることは無いが、ネットワークやリポジトリ別で上記設定を切り替えたい時(ノートPC等)、別の方法があるので、また後日調べてまとめたい。