個人アプリ開発におけるCIサービスの選定


目次

  • これは何?
  • 個人開発で求める条件
  • 候補となるCIサービス
  • 最終的に選んだCIサービス
  • 終わりに

これは何?

最近個人開発でiOSアプリの開発をしておりテストの自動化をしたかったため、CIサービスの調査をしました。その価格やどういう基準でサービスを選んだのかをまとめまた記事です。

個人開発で求める条件

個人開発では収益をあげるのが難しく、料金も自分の財布から支払う必要があります。

そのためCIサービスを使う条件を以下のようにしました。

  • 料金がなるべく安い(できれば無料枠で終わりたい)
  • iOSの設定が簡単にできる

逆にチーム開発では求めていたけど個人開発では必要ないと考えたこと

  • 権限管理が細かくできる
  • サービスのメンテナンス性
  • マルチプラットフォームのサポート

候補となるCIサービス

今回は Bitrise, Codemagic, GitHub Actions の3つを候補としてあげ比較をしました。

Bitrise

  • 料金: × (無料枠がない、課金すれば時間は無制限)
  • 設定: ○ (ドキュメントが豊富で設定もブラウザ上で行えて楽)

Codemagic

  • 料金: ○ (無料枠で月に500分使うことができる)
  • 設定: △ (証明書管理などが簡単に行えない、iOSのデプロイに関するドキュメントがあまりない)

GitHub Actions

  • 料金: △ (無料枠で月に200分使うことができる)
  • 設定: △ (証明書管理などが簡単に行えない、iOSのデプロイに関するドキュメントがあまりない)

最終的に選んだCIサービス

  • CIは1回あたり10~20分程度と考えると個人開発といえど200分じゃたくさん開発をした月では足りなくなると考えて、Codemagicを利用することにしました。

まとめ

  • 今回は個人開発のCIとしてはCodemagicを採用しました。
  • 今のところ特に不便なく利用することができています。
  • 無料枠だけでCIを組みたい場合は Codemagic を選択肢に入れると良いと思いました。