Windows で atom . ができない対策


概要

Windows のコマンドプロンプトで atom . としても Atom がカレントディレクトリーで開かない。

これを簡易的(対症療法的)に解決した。

現象

対象:Windows の Atom 1.40.0 およびその少し前のバージョン

コマンドプロンプトで

atom .

と打ったら,カレントディレクトリーをプロジェクトディレクトリーとして Atom が起動するはずだ。
実際,Atom を使い始めてから長らくそうであった。

ところが,最近,カレントディレクトリーではなく,Atom のインストールディレクトリーをプロジェクトディレクトリーとして Atom が起動するようになった。

すべての Windows 版 Atom でそうなのか,私の環境で何か異変が起こったのかは分からない。
ウェブ検索しても何も出てこないので,何か特殊な再現条件があるのかもしれない。

解決

Windows では %cd% がカレントディレクトリーのパスになるらしいので,

atom %cd%

と打ったらうまくいった。大文字/小文字は区別されないので,%CD% でもいい。

%CD% は「動的な環境変数」と呼ばれるものの一つで,カレントディレクトリーのパスを表す文字列に展開されるらしい。

しかし,もう少し打ちやすいようにできないか。Shift キーを使わなくていいように。
ええと,パスが通ったディレクトリーに

atomhere.bat
atom %CD%

というバッチファイルを置けばいいのか。
これで atomhere と打つだけでよくなった。
(うーん,名前がイマイチ。もう少し短く分かりやすい名前はないものか)