Swift定数

1586 ワード

定数が設定されると、プログラムの実行時に値を変更することはできません.
定数は、整数定数、浮動小数点定数、文字定数、文字列定数など、任意のデータ型です.列挙タイプの定数もあります.
定数は変数に似ています.定数の値は設定すると変更できませんが、変数の値は自由に変更できます.
定数宣言
定数はキーワードletを使用して宣言され、構文は次のとおりです.
let constantName = 

以下に、単純なSwiftプログラムで定数を使用した例を示します.
import Cocoa

let constA = 42
print(constA)

以上のプログラムの実行結果は次のとおりです.
42

タイプ寸法
定数または変数を宣言するときに、定数または変数に格納する値のタイプを説明するタイプ寸法(type annotation)を付けることができます.タイプ寸法を追加する場合は、定数または変数名の後にコロンとスペースを付け、タイプ名を付ける必要があります.
var constantName: = 

以下に、Swiftの定数使用タイプ寸法の例を示します.定数定義には初期値が必要です.
import Cocoa

let constA = 42
print(constA)

let constB:Float = 3.14159

print(constB)

以上のプログラムの実行結果は次のとおりです.
42
3.14159

定数ネーミング
定数の名前は、アルファベット、数値、下線で構成できます.
定数はアルファベットまたは下線で開始する必要があります.
Swiftは大文字と小文字を区別する言語なので、大文字と小文字は違います.
定数名には、次の例のような単純なUnicode文字も使用できます.
import Cocoa

let _const = "Hello, Swift!"
print(_const)

let    = "    "
print(  )

以上のプログラムの実行結果は次のとおりです.
Hello, Swift!
    

定数出力
変数と定数はprint(swift 2)関数を使用してprintをprintlnに置き換えて出力できます.
次の例では、カッコと反斜線を使用して定数を挿入できます.
import Cocoa

let name = "Apple"
let site = "http://www.apple.com.cn"

print("\(name)      :\(site)")

以上のプログラムの実行結果は次のとおりです.
Apple      :http://www.apple.com.cn