「RubyでDDDやるならHanami」という噂の真相

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こんにちは。株式会社InnoScouter CTOの大西(Twitter: )です。

InnoScouterでは、Ruby製WebフレームワークであるHanamiを採用しており、DDDを用いて開発しています。
Hanamiについて言うと、私個人としては、前職も含めて4年ほど運用経験があります。

ここでは、Hanamiが出てくるとよく話題にされるRailsとの比較は取り扱いませんが、初めてHanamiについての記事を読まれる方にも分かるようなサンプルコードで説明したいと思います。

突然ですが、こちらが本日のメイントピックです。

今回は、「RubyでDDDやるならHanami」と言われてますが、本当にそうなの?ってところを掘り下げていきたいと思います。
ツイートが意味していることと、それに対する自分の考えを話していけたらと思います。

この記事の対象読者

  • Rubyを触っていて、DDDをやりたいと思っている方
  • Rubyを触っていて、ビジネスロジックと永続化の責務分離に悩まれている方
  • MVCを利用していて、Fat ModelやFat Controllerに悩まされている方
  • Hanamiを触ってみたけど、ドメインモデル貧血症になってしまった方

ドメインモデル貧血症の説明はこちらの記事がとてもわかりやすかったので、是非ご覧になられるとよいかと。