FortiGate SSL-VPNのEmail MFAのトラブル対応
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FortiGateのSSL-VPNでMFA有効にし認証方法をemailにして検証していると、トークン発行のメールの宛先ドメインが@softbank.ne.jpやgmail.comの場合迷惑メール判定を受けてしまいました。
この現象を回避するために手順を残します。
reply-toを設定する
迷惑メール判定やそもそもメールが届かない原因として
送信元メールアドレスと、利用しているメールアドレスサーバーが不一致であり、 メールヘッダー内で迷惑メールと疑われるような内容となり 着信側のメールサーバーによっては破棄されてしまう
ためです。
これを回避する方法としてFortiGateのメールサーバ設定にてreply-toを設定することで可能となります。
設定してみた
FGT60FTK***BTDP # show system email-server
config system email-server
set reply-to "[email protected]" ★ここを追加設定した
set server "**************"
set port 465
set authenticate enable
set username "**************"
set password ENC WrAC2arJNBSe36HS1tDmRXTfayW991d7hN8NaWPFOv+ckt8cXVpLuBvRd1SUxt99i2NWLl0KkjYUH1Ti97**************1VAFHZK12MLwKQ9u7URq1OKgv3ZVnoZsODd9Nsg==
set security smtps
end
これで迷惑メールもメール破棄もされなくなりました。
Author And Source
この問題について(FortiGate SSL-VPNのEmail MFAのトラブル対応), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://zenn.dev/kyami/articles/363b01ba8e6aab著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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