配列について

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配列の基礎

配列とは、複数の変数をひとまとまりにした変数です。

// 変数
$a = 'a';
$b = 'b';
$c = 'c';

// 配列
$arr = ['a','b','c'];

配列の読み込み

配列とは、複数の変数をひとまとまりにしたようなものなのですが、それでは配列にまとめられた、それぞれの変数へはどのようにして読み書きすればよいのでしょうか。

配列のそれぞれの変数には、0から始まるindex番号が振られています。

// 初期化
$arr = ['a','b','c'];
// 配列の0番目の変数を出力する
echo $arr[0];

配列へ書き込み

配列のそれぞれの変数には、0から始まるindex番号が振られているので、書き込みたい変数のindex番号を指定して代入(上書き)します。

// 初期化
$arr = ['a','b','c'];
// 配列の0番目の変数を上書きする
$arr[0] = 'A';
// 配列の0番目の変数を出力する
echo $arr[0];

配列に新しい変数を追加する

配列に新しい変数を追加するには、配列の数を数えて、配列の長さを求めて、その末尾に追加しなければなりません。

// 初期化
$arr = ['a','b','c'];
// 配列にいくつ変数があるか数える
$count = count($arr);
// 配列に新しい変数を追加する
$arr[$count] = 'd';

array_push()

昔ながらのやり方は面倒くさいです。
そこでPHPには、配列を追加するための array_push() という便利な関数があります。

// 初期化
$arr = ['a','b','c'];
// 配列の末尾に新しい変数を追加する
array_push($arr, 'd', 'e');
// 確認
var_dump($arr);

裏技

実はPHPには、もっと簡単に配列を追加する方法があります。

// 初期化
$arr = ['a','b','c'];
// 配列の末尾に新しい変数を追加する
$arr[] = 'd';
$arr[] = 'e';
// 確認
var_dump($arr);