ラズパイ上のPython+FlaskローカルWebサーバにネットからngrok経由でアクセス

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ラズパイ上で立てたローカルサーバに手軽にインターネットからアクセスしたい

ラズパイ(Raspberry Pi)上に立てたサーバに一時的に外からアクセスできるようにする方法です。

昔はルータのポートを開けたりしていたのですが、ネットワーク環境によっては繋げなかったり、セキュリティ的にも不安だったりするので、何か良い方法ないかなと思っていたのですが、ngrokという便利なものがありました。

イメージ的には以下のようにngrokサーバがローカルサーバとネットをいい感じに中継してくれる感じのようです(あんまりネットワーク詳しくないので間違ってたらすみません)。

ブラウザ -> Internet -> ngrokサーバ -> ローカルサーバ(ラズパイ)

これを使えば手軽にサーバを構築することができそうです。無料である程度使えるので、長期間の運用する前の、ちょっとしたデモやPoCにピッタリですね。

Python+FlaskでローカルWebサーバ構築

ラズパイ側のローカルサーバですが、Python+Flaskでサクッと用意します(もちろんApache2とかでもOKです)。

ここからは、ラズパイのターミナルで実行していきます。まずは、以下コマンドでFlaskをインストールします。

$ python -m pip install flask

続いてapp.pyというファイルを作成します。中身はflask公式のサンプル(flaskのhello world)とします。