Supabase の時間関係のカラムに関して
よくサービスを組んでいると、大概のテーブルに created_at
と updated_at
のカラムを用意していると思います。
命名は違っても、同じ意味のカラムを使用することが多いかと思います。
そこで、そういったカラムを Supabase で実現する方法に関して紹介させていただきます。
created_at
こちらは非常にシンプルに表現できます。
Supabase Console
Supabase のコンソールでは、テーブルを作成する時に自動で追加されるようになっています。
細かいところも追っていくと、timestampz
タイプというのは、タイムゾーンを含むタイムスタンプです。
タイムゾーンを含まなくて良い場合は、timestamp
タイプが適しています。
Default Value としては、NOW()
が指定されています。
こちらは、now()
と小文字にしても問題が無いのと、timestamp
と timestampz
タイプの両方で問題なく動作します。
Default Value なので、そのカラムが作成されたタイミングで値を指定していなければ、その時の時間が自動で挿入されます。
SQL Editor
SQL Editor から直接いじりたい場合は、以下の SQL クエリを叩くと created_at
カラムを作成できます。
create table public.tests (
created_at timestampz not null default now()
);
updated_at
こちらは少しややこしいです。
moddatetime
という Extension を使用することで実現できます。
Supabase Console
Supabase のコンソールからの場合は、created_at
の時と同様に updated_at
とだけ変更してテーブルを作成してください。
次に、moddatetime
拡張を有効にするために、Database > Extensions へ移動し、moddatetime
を検索すると以下の画像のようになります。
後は、トグルボタンをクリックし、Confirm
を押すと、moddatetime
拡張が有効になります。
最後に、Trigger を作成するため、Database > Triggers へ移動し、以下の画像のように入力します。
後は、Confirm
をボタンをクリックすれば完了です。
SQL Editor
SQL Editor から直接いじりたい場合は、以下の SQL クエリを叩くと updated_at
カラムを作成できます。
create table public.tests (
updated_at timestampz not null default now()
);
次に、moddatetime
拡張を有効にします。
create extension if not exists moddatetime schema extensions;
そして、Trigger を設定すれば完了です。
create trigger handle_updated_at before update on public.tests
for each row execute procedure moddatetime (updated_at);
最後に
時間関係のカラムは非常に多く使うので、もっとシンプルになると嬉しいですね。
殆どのカラムに updated_at
を付ける構成になると、Trigger の発行が大変そうです。
こちらの記事が参考になれば幸いです。
Author And Source
この問題について(Supabase の時間関係のカラムに関して), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://zenn.dev/matken/articles/supabase-timestamp著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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