WSLGitを使ってWindows版Forkを使う

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Fork使いたかったのよねぇ

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------------------- ↓ 前書はここから ↓-------------------

大変遺憾ながら仕事でMacを使ってたことがあり、
その時使ってたGitUIツールに Fork というのがある。
UI的にも気に入ってたので、
WSLでも使いたいなと思っていたのだが、

('ω') Linux版ないのよねぇ

代わりというのあれだが、
Githubを使ってるのでGithub Desktopを使ってるけど、
機能不足は否めない。
(Githubログインが最大の機能かもしれん)

ということでWindows版のForkをWSL越しに使う方法を模索してみることにした。
中核になるツールは**WSLGit**

ヾ(・ω<)ノ" 三三三● ⅱⅲ コロコロ♪


------------------- ↓ 本題はここから ↓-------------------

Forkのインストール

wingetでインストール
管理者実行権限がいるのでgsudoも入れておく

winget install Fork.Fork
winget install gerardog.gsudo

起動してライセンス清算しといてね

WSLGitのインストール

wslgitをインストールする。
Program Filesとかに置くとPathが通しにくそうなので、
適当なディレクトリにしておこう。
(Linuxのお作法に則って~/.local配下にしよう)

mkdir ~\.local\share\
cd ~\.local\share\
Invoke-WebRequest -Uri https://github.com/andy-5/wslgit/releases/latest/download/wslgit.zip -o wslgit.zip
Expand-Archive -Path .\wslgit.zip -DestinationPath .\

ファイルを展開したのでインストールコマンドを実行する。
実行すると~.local\share\wslgit\bin配下にシンボリックリンクが張られる

cd wslgit
gsudo install.bat
ls bin
 Mode                 LastWriteTime         Length Name
 ----                 -------------         ------ ----
 -a---l        2022/04/12     12:15              0 bash.exe
 -a---l        2022/04/12     12:15              0 Fork.RI
 -a---l        2022/04/12     12:15              0 git.exe
 -a---l        2022/04/12     12:15              0 sh.exe

Fork側のgitコマンド設定

「File」-「Preference」-「Git」の「Git Instance」欄で「Custome Git Instance」を選択
先ほどインストールしたbinディレクトリにあるgitコマンドを選択する
(画面はPathを変えてます)

('ω') インストールかんりょー

------------------- ↓ 後書きはここから ↓-------------------

とは言ったものの。。。

・・・( ̄ー ̄) 思てたんとちゃうなぁ

WSL上にあるリポジトリをForkで覘けるのかと思いきや、
WSL上のgitを使ってWindows上のリポジトリを扱うという感じ。

('ω') Linux側のリポジトリ直接見てみるか。

試しにLinux上のリポジトリを参照してみた。

\\wsl$\Repo Name

こうすればLinux上のデータを覘ける。

・・・いけるかも (・∀・)

windows版のgit経由でLinux上のリポジトリを扱ったことあるけど、
重くて使い物にならなかった。

数日使ってみたけどまぁまぁいけそうかな。
たまに固まる時があってWSL再起動したりしたけど。
やっぱり利便性が勝るよねぇ。