Jest v28に上げるためにやったこと
先日 Jest v28 がリリースされましたね🎉
早速、趣味プロジェクトで使用している Jest を v28 に上げてみたので、その時に対応した内容をまとめておきます。間違っているところがあれば、優しくコメントしていただけると助かります🙏
対応前の環境
- @vue/test-utils v1.1.0
- Jest v27.0.6
対応していく
まずはJest v28に上げてみる
アップグレードガイドを見る限り、そこそこ非互換な変更が入っているようです。今回はエラーになったものを順次対応していく形にしようと思います。
まずは、Jest v28 に上げてみます。
"devDependencies": {
...
- "jest": "^27.0.6",
+ "jest": "^28.0.2",
...
},
この状態でテストを実行してみたところ、jsdom のエラーが発生しました。
jsdomがデフォルトではインストールされなくなった
テスト実行後、下記のエラーが発生しました。
● Validation Error:
Test environment jest-environment-jsdom cannot be found. Make sure the testEnvironment configuration option points to an existing node module.
Configuration Documentation:
https://jestjs.io/docs/configuration
As of Jest 28 "jest-environment-jsdom" is no longer shipped by default, make sure to install it separately.
アップグレードガイドによると、jest-environment-jsdom を別途インストールする必要があるみたいです。
アップグレードガイドに従い、まずは jest-environment-jsdom をインストールします。
$ npm install --save-dev jest-environment-jsdom
次に testEnvironment を変更します。
module.exports = {
- testEnvironment: "jsdom",
+ testEnvironment: "jest-environment-jsdom",
...
};
この状態でテストを実行すると、transformer 周りで入った非互換な変更によるエラーが発生しました。
transformer 周りが変わったことによるエラー
テスト実行後、下記のエラーが発生しました。
● Invalid return value:
Code transformer's `process` method must return an object containing `code` key
with processed string. If `processAsync` method is implemented it must return
a Promise resolving to an object containing `code` key with processed string.
Code Transformation Documentation:
https://jestjs.io/docs/code-transformation
調べていると、ts-jest のリポジトリで上記のエラーについて言及している Issue がありました。
下記のコメントを見る限り、既に修正されている & next タグでリリースされているようなので、ts-jest のバージョンを上げれば良さそうです。
"devDependencies": {
...
- "ts-jest": "^27.0.4",
+ "ts-jest": "^28.0.0-next.2",
...
},
再度、npm install してみたところ、babel-jest でエラーが出たので、こちらもバージョンを上げます。
"devDependencies": {
...
- "babel-jest": "^27.0.6",
+ "babel-jest": "^28.0.2",
...
},
次は問題なくインストールできました。
この状態で再度テストを実行してみたところ、エラーなく実行できました🎉
終わりに
Jest 28 で入った新機能の中で、いくつか気になっているものがあるので、気が向いた時に試してみようと思います！
参考
Author And Source
この問題について(Jest v28に上げるためにやったこと), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://zenn.dev/keita_hino/articles/488d31e8c4a240著者帰属：元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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