【Mac】Amplify CLI インストール手順の備忘録


はじめに

  • Mac環境に Amplify CLI をインストールする機会があったので、その備忘録です。

動作環境

  • macOS Catalina 10.15.7
shell
# Node.js:8.x以降
$ node -v
# → v12.20.1
shell
# npm:5.x以降
$ npm -v
# → 6.14.10

Amplify CLIのインストール

  • 以下のコマンドで Amplify CLI をインストールします。
shell
$ npm install -g @aws-amplify/cli
  • CLI上で操作するIAMユーザを作成します。以下のコマンドを実行します。
shell
$ amplify configure
  • すると、AWSマネジメントコンソールへのログイン画面がブラウザで表示されるので、対象のアカウント、ユーザーでログインします。 ログインが完了したらターミナル上でEnterキーを押下します。
shell
Follow these steps to set up access to your AWS account:

Sign in to your AWS administrator account:
https://console.aws.amazon.com/
Press Enter to continue
  • リージョンを指定します。
shell
pecify the AWS Region
? region:  ap-northeast-1
  • IAMユーザ名を設定します。Enterキーを押すとブラウザでIAMユーザ作成画面が起動します。
shell
Specify the username of the new IAM user:
? user name:  amplify-cli-user
  • IAMユーザを作成していきます。アクセスの種類を選択して「アクセス権限」をクリックします。

  • 適用するポリシーを選択して「タグ」をクリックします。必要に応じてタグを追加し、「確認」をクリックします。

  • 内容を確認して問題なければ「ユーザーの作成」をクリックします。

  • 表示されているアクセスキー情報を使用して、ターミナル上でIAMユーザを設定していきます。

  • マネジメントコンソールに表示されていたアクセスキーIDシークレットアクセスキーを入力します。

shell
Enter the access key of the newly created user:
? accessKeyId:  *****************
? secretAccessKey:  **********************************
  • 最後に、.aws/configに保存するプロファイル名を指定します。 デフォルトはdefaultですが、上書きされたくなかったので、amplify-cli-userとします。
shell
? Profile Name:  amplify-cli-user
Successfully set up the new user.
  • .aws/config.aws/credentialsに、IAMユーザ情報が追加されていることが確認できます。
.aws\config
[default]
region = ap-northeast-1
output = json

[profile amplify-cli-user]
region = ap-northeast-1
.aws\credentials
[default]
aws_access_key_id = xxxxxxxx
aws_secret_access_key = yyyyyyyy

[amplify-cli-user]
aws_access_key_id = zzzzzzzz
aws_secret_access_key = aaaaaaaa

amplify init に実行ユーザを指定

  • プロジェクトの初期設定時に、作成したIAMユーザを指定して操作できるようにします。対象プロジェクトのルートフォルダで、初期設定コマンドを実行します。
shell
$ amplify init
  • 実行するとプロジェクト名やエディタなどを聞かれるので、各種選択していきます。最後に、プロファイルを使用するかどうか聞かれるので、Yを入力します。
shell
$ Do you want to use an AWS profile? (Y/n):y
  • どのプロファイルを使用するか聞かれるので、今回作成したプロファイルを指定します。
shell
$ Please choose the profile you want to use:amplify-cli-user
  • これで実行ユーザの設定が完了です。どのプロファイルのユーザで実行されているかは、プロジェクトフォルダ内のamplify/.config/local-aws-info.jsonで確認できます。
amplify/.config/local-aws-info.json
{
    "EnvName": {
        "configLevel": "project",
        "useProfile": true,
        "profileName": "amplify-cli-user"
    }
 }
  • プロジェクトに紐づくプロファイルを変更したい場合、amplify/.config/local-aws-info.jsonの設定内容を削除した上で、amplify initを実行すると、再度プロファイルを使用するか聞かれるので、適宜変更できます。