[Zabbix4][ホスト追加]EC2(Amazon Linux/Centos6系)にZabbix4.0(LTS)エージェントを追加した話
お詫びと訂正
記事タイトルと内容を変更しています。
当初は「4.0のエージェントを導入できない(=依存パッケージsystemdの不足)ので3.4を導入した」という記事でしたが、当方の勘違いでした。(最初にCentOS7系のリポジトリを導入した後にエラーになって、その後CentOS6系に替えた後もyumのキャッシュが残っていてエラーになったのをAmazonLinuxでは4.0は駄目と早とちりした?)
CentOS6用のリポジトリを指定することで、Amazon Linux(CentOS6系)にも4.0のエージェントを導入できました。
【教訓】リポジトリを差し替えた後はyum clean all
しましょう。
atanaka7様、ご指摘ありがとうございました。
概要
-
インフラ管理ツールZabbixの最新バージョン4.0 LTSのサーバを導入しました。
- 監視対象として某サービスで利用しているEC2(Amazon Linux/CentOS6系)に4.0のエージェントをインストールしました。
- (訂正)
4.0のエージェントは依存パッケージの不足でインストールできず断念。結局3.4のエージェントを導入しました。
- (訂正)
centos6系にはsystemdが入っていないので4.0のエージェントは導入できません。
- zabbixサーバとの通信ポート(10050)を開放します。
- Amazon Linuxの大半のインスタンスタイプにはswap領域が用意されていないので警告(Lack of free swap space)が出るので対処(swap領域追加)します。
サーバの基本情報です。
- 2015年末に導入したEC2
- OSはAmazon Linux( CentOS 6系 )
- インスタンスタイプは t2.small ※swap領域なし
インストール手順
- 2015年末に導入したEC2
- OSはAmazon Linux( CentOS 6系 )
- インスタンスタイプは t2.small ※swap領域なし
インストール手順
以下が手順です。公式サイトの手順にない追加の手順がいくつかあります。
CentOS6用のzabbix4.0のリポジトリを追加
rpm -i https://repo.zabbix.com/zabbix/4.0/rhel/6/x86_64/zabbix-release-4.0-1.el6.noarch.rpm
※rpmのダウンロードURLは、公式ページでバージョンやOS等を選択することで取得できます。
エージェントインストール
yum install zabbix-agent
設定
インストールが完了したら設定ファイルをzabbixサーバに紐づけます。
# cp /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf /etc/zabbix/zabbix_agentd.org.conf
# vi /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
変更内容
Server=< ip address or domain >
ServerActive=< ip address or domain >
Hostname=< host名 >
エージェント起動/常時起動ON
# service zabbix-agent start
# chkconfig zabbix-agent on
ポート解放
当該EC2に紐付いているセキュリティグループのインバウンド設定でzabbixサーバ側からポーリングしてくるポートを開放します。
(zabbixサーバ側で)ホスト追加
以下の手順に従います。ポートは上記で開放したものとします。(既定は10050)
2 New host [Zabbix Documentation 4.0]
これでホストを追加できました。
おまけ(SWAP領域の追加)
上記までの手順でサーバ側にホストが追加されましたが、swap領域がないインスタンスなので zabbixサーバ側でLack of free swap space
という「警告」が表示されます。
解消するためにSWAP領域を追加して永続化します。
Swap領域の作成
こちらの記事のとおりに設定しました。(すごくわかりやすい)
AWS (Amazon Linux) にswap領域を追加する方法
$ sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=512
512+0 records in
512+0 records out
536870912 bytes (537 MB) copied, 2.25614 s, 238 MB/s
$ sudo chmod 600 /swapfile
$ sudo mkswap /swapfile
Setting up swapspace version 1, size = 524284 KiB
no label, UUID=7ea4d670-81a6-4b43-98e8-a815426c8516
$ sudo swapon /swapfile
以上で追加されます。feeコマンドで確認するとSwap領域が確保されてzabbixサーバの警告が消えます。
$ free
total used free shared buffers cached
Mem: 2049484 1974116 75368 796 180812 1263936
-/+ buffers/cache: 529368 1520116
Swap: 524284 0 524284 ★この行の値が0でなくなった★
Swap領域の永続化
作成したSwap領域を永続化するためにfstabを編集します。
$ sudo vim /etc/fstab
末尾に以下を追加
/swapfile swap swap defaults 0 0
これで永続化されます。永続化とは「OS再起動時に自動的にmountされる」という意味です。
Author And Source
この問題について([Zabbix4][ホスト追加]EC2(Amazon Linux/Centos6系)にZabbix4.0(LTS)エージェントを追加した話), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/s-katsumata/items/4d62f19f26cf00440f58著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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