stripeの買い切り(one-time payments)の商品購入処理をFirebase ExtensionsのRun Subscription Payments with Stripeでコードを書かずに実装する


こんにちは。もぐめっとです。

最近、おでこのシワとは仲が良いです。with Odekoな人生を歩んでます。

最近Run Subscription Payments with Stripeで買い切りタイプの商品が決済できるようになりましたね。

本日はこれを試してみたので詳細を解説いたします。

インストール

Extensionsを開いて更新してない人は更新しましょう。

新規の人は下記の記事からExtensionインストールや設定をしてください。

買い切りタイプの商品を設定する

stripeの管理画面で商品のページにいき、「商品を追加」ボタンを押下します。

料金体系から一括を選択すると一回限り(one-time)の商品になります。「商品を保存」ボタンを押下します。

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挙動を確認してみる

stripe公式サンプルでもすでに買い切りタイプの商品に対応してるので起動してみてみます。
(サンプルまでの起動の仕方は小生の記事を参照ください)

ボタンは「Subscribe」のままですが、そのまま先程作った商品をSubscribeします。

stripeの画面に遷移して購入ができます。

購入が無事完了するとcustomers/{uid}/payments/{id}というのが生成されて、購入情報がfirestore上に保存されます。

ただ、このドキュメントには入力された住所なども入ってくるのでセキュリティルールは厳重にするように気をつけてください。

実装面な話

買い切りタイプの商品の値段は products/{id}/prices/{id}のドキュメントでtypeがone_timeに設定されます。

こちらを判定して、チェックアウトのセッションを生成する時に、modeにpaymentを指定してあげることで買い切りの処理をすることができます。
サンプルコードでいうとこのへんの処理になります。

  const checkoutSession = {
    collect_shipping_address: true,
    tax_rates: taxRates,
    allow_promotion_codes: true,
    line_items: [selectedPrice],
    success_url: window.location.origin,
    cancel_url: window.location.origin,
    metadata: {
      key: 'value',
    },
  };
  // For one time payments set mode to payment.
  if (prices[selectedPrice.price]?.type === 'one_time')
    checkoutSession.mode = 'payment'; // これをセットすると買い切り処理になる

  const docRef = await db
    .collection('customers')
    .doc(currentUser)
    .collection('checkout_sessions')
    .add(checkoutSession);

まとめ

Run Subscription Payments with Stripeで買い切りの商品も対応できるようになりました!
これでサブスク以外にも追加で商品を購入みたいなことができるようになるのでビジネスの幅もより手軽に広げることができますね!

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