Cloud Functions スケーリング動作の制御


概要

Cloud Functions で同時接続数に制限のあるデータベースなどに接続する場合に、インスタンスに制限をかける方法のメモ

スケーリング動作の設定方法

スケーリング動作の設定方法は2種類

  1. gcloud コマンドラインツール
  2. Cloud Console

gclou コマンドラインツールでの設定方法

gcloud コマンドラインツールを使用して設定する場合
デプロイ時に --max-instance フラグを使用する

最大インスタンス数の制限を設定する

gcloud function deploy FUNCTION_NAME --max-instance 10

最大インスタンス数の上限をクリアする

関数の制限をクリアするには、デプロイ時に --clear-max-instance フラグを使用する

gcloud function deploy FUNCTION_NAME --clear-max-instance

最大インスタンス数を0に設定する

gcloud function deploy FUNCTION_NAME --max-instance 0

Cloud Console での設定方法

最大インスタンス数の制限を設定する

  1. Cloud Functions の概要ページに移動する

  1. 既存の関数をクリックして、その詳細ページに移動する

  2. [編集] をクリックする

  3. [VARIABLES, NETWORKING AND ADVANCED SETTINGS] をクリックする

  4. [詳細] をクリックして詳細設定を表示する

  5. [関数インスタンスの最大数]セクションで、数値を入力する
    ※ [0] を入力するか、フィールドを空白にすることで上限をクリアできる

  6. [次へ]をクリックする

  7. [Source code]セクションで、[Inline Editor, ZIP Upload, ZIP from Cloud Storage, Cloud Source repository] から deploy するコードを選択する

  8. [デプロイ]をクリックする