そのうち英語の技術文書を読めるようになりたいなぁとか思ってるおまえらに僕が遠回りした英語の踏み出し方を共有する


はじめに

学生の頃は英語が苦手でした。こんなもん使わんわって。どれぐらい苦手だったかっていうといまだに英検5級。まさに中学生レベルですよ。あー、わかっちゃいるけど英語の勉強ってススまねー、そうやってまた何年も経つんだよね。

勉強が進まない原因とその対策

あくまでも実感ベースだけど昔から「勉強のための勉強が苦手」なんだよね。だからこう「技術文書が読みたい!」と思って英語を学び始めるのに、「メアリー、部屋の掃除は終わったの!?」なんていう英語を聞いても右から左といいますか...こうした基礎が大事なこと、とはわかってるんだけど話が離れすぎてて頭に入ってこねー!みたいなところあるよね。なので結論としては酒で酒を割るというか毒をもって毒を制すというか、開発環境を英語にして英語のプログラミングチュートリアルをゆっくりやるのが一番イイことに気がついた。

過去の英語の勉強環境

本を読む

あーやべーやべーってまとめて学習しようとするじゃん?当時は3日で放り出すよね。思い先行型でカラダがついてこない典型(ただし、遠回りしたあと段階を踏んだら最近読めるようになってきた)

中学・高校6年分の英語を総復習する

スピードラーニング

6カ月で英会話力を向上させたい方への個別指導型英会話プログラム 『スピードラーニング・本気コース』誕生! 2019/03/26 15:00
あれ!これ当時出たばっかのやつ(むしろフライング気味)だったんや知らんかったわ。やってみました約半年35万コース。リサーチすると批判も多いけどあくまで実感としてはこれはこれでモノ自体はいいんじゃないかなとは思う

勉強のやり方

基本的には以下のルーチンワークを繰り返す。

毎日

基本的にはバス通勤中などに録音を聞く。この通勤中にってのがバッチリ合う人も結構いると思う。もちろん正直な話をすると聞きっぱなしで寝落ちしてたこともある。ふとした瞬間に、あっ聞き取れたってタイミングもある

小テスト

それとは別に週二回、小テストみたいなやつで電話がかかってくる時用のpdfを読み込む。結構一週間の予定がパツパツになります。電話こえーって徐々に追い詰められる感じ(笑

週報

で、一週間の勉強時間をレポート

最終評価

概ね右から左、と言ったらスピードラーニングには申し訳ないが僕にとっては千本ノックみたいなもんで大部分は通過はすれど、残念ながら内容は抜けて残らない。受験勉強と同じく、砂漠に水を注ぐ!って状態だ(状態が悪い畑みたいなもんだからな...)。ただ、ボールが飛んできたから打つんだ!っていうような強制力はある一面では効果的だった(電話こえーって言ってるような状態のことね)

現在の英語の勉強環境

Androidが覚えたい!が目的、英語を覚えて技術文書が読みたい!がテーマだ。この、目的が定まらないままだと冒頭の「メアリー、部屋の掃除は終わったの!?」なんていう英語にたどり着いてしまうわけだ。ゴールを決めろ、範囲を決めろってことだな。まんまマーケティングだよなこれ。

英語のチュートリアルは結構読める!

codelabs
もしかすると学生時代の知識がかすかに残っているのかもしれないしスピードラーニングの効果なのかもしれないけど、意外にチュートリアル系の英語は読める!し、読み込んでみるといままで別のプログラム言語であいまいな知識だったところが普通に説明されていたりもする。

github

いつアピールチャンスが来るかなんてわからんのだからチュートリアルであっても「公開」することを怖がらない。しっかり理解して作ったならそれがチュートリアルだったとしてもここまではできるという成果物にはなりうる。
https://github.com/duri0214/codelabs

開発環境を英語に

いま、Android studio 3.6 は英語です。案外読める

仕事で英語を使う

ほんとうに小さなことだけど継続的にできることの一つは、仕事で資料作ったりプログラムを作ったりするときに、たった一文だけでもいいから英語を使いだすことだ。これ結構効くのよ、国際化対応ですとか言っちゃって笑

stackoverflowで英語で質問してみる

最初は1時間かかるかもしれない。でもかなり効く
https://stackoverflow.com/questions/60371748/override-function-attachbasecontext-is-not-working

言葉の表現をプログラミング言語で縛る

pythonにリスト内包表記というものがある。意味合いとしてはループカウンタ i が 0-9 まで回るあいだ、それぞれのループカウンタを2倍しながらリストで返すという意味だ。普通は構文を丸暗記してコピペになっちゃうんだけど、意味を考えてみるとこのテンプレ表現だけでかなりの会話表現ができることがわかる。「2倍する、これを、範囲の中で、どの時に」だもんね。子供みたいな表現でちっともかっこよくないと思っても、伝われば勝ちなんだしむしろ平易に伝わるっていいこと。一つの表現を徹底的に使うのだ。

リスト内包表記
expr = [ i*2 for i in range(10) ]
こうなる
[0, 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18]
さらに、割り切れるときだけというifが混ざると
expr = [ i*2 for i in range(10) if i % 2 == 0 ]
こうなる
[0, 4, 8, 12, 16]
翻訳するとだいたい逆になる
Squeeze the cream for cake in party if you are birthday

(A:Squeeze the cream) (B:for cake) (C:in party) (D:if you are birthday)
(D:誕生日の場合は)(C:パーティーで)(B:ケーキの)(A:クリームを絞る)

エンジニアはフリーランスを狙う

ここでは細かくは言わないけど、サラリーマン的なエンジニアの場合、よくよくフリーランスとの給料的な数字を見比べてみるとどこかの会社に属してSES(客先常駐)しているよりはよほどカネが入るというパターンが割合的には結構ある。自分の会社にこれといって自社商品があるわけでもなく客先常駐を続けてて客先のほうが友達いるわ、みたいな場合はフリーランスを検討すべし。バーターとして「人生の覚悟」を差し出す必要はあるが、毎月使えるお金が20万は増えたよね(いうて人生の覚悟なんて転職と同じくらいのもんよ)。そうすると、「人生の覚悟」をした自分の成長のためにお金を使わなければ!というプラスの勉強意欲が湧いてきて勉強ができるようになる(尻に火がつくともいう)。実はスピードラーニングをやることができたのも、この浮いたお金を自分の能力強化への投資として経費処理したからである。この、覚悟!とか環境を変える!とかは一見英語とは関係しないんだけどベースのところでものすごい重要なのよ。ある意味では小手先の勉強法よりよほど有効打だと思う。大丈夫、世の中にはフリーランスのギルドみたいなところがあって、実はサラリーマンのときのように安定して働く方法もあります。むしろいまは会社に属して安心してるほうがやばいだろ...

海外に行く

番外編っちゃ番外編だけどフリーランスになってから2019年、生まれてはじめて海外に行きました。今住んでる名古屋市がベトナム行き視察を募集してたのにのっかって、あくまで仕事として行きました。英語しか伝わらないびっくり水を浴びせるのは有効打だよね。ことしは3回ぐらい視察いければいいなぁ

ちゃんと勉強用の時間を定義しろ

まぁこれだよな。勉強モードに入るやり方は人それぞれだと思う。いまのところ僕は土曜日になると、朝歩いて3分の喫茶店でモーニング価格ではない小倉トーストとコーヒーを食す。800円ぐらい。この、少しお金を使うというのがスイッチになっている。土日にあまり予定をぶっこまない意識も必要だ。かつては土日に家にいたことはないくらいだった僕からすれば相当勉強用の時間を作っている。

適度な運動

運動は大事。僕の運動は一日1時間のリングフィットアドベンチャーです。有効運動時間(switchが運動としてカウントしている時間)としては30分を目安。思っていた以上にハードで、たまに思いついて10km走りにいくようなのとは比較にならないダイエット効果を生むし、肩こりにも抜群に効く。煮詰まったときの頭の切り替えにもいい。眠りやすくなる。

動画

ラジオだと気が散るし無音だとそれはそれで気が散る。あると思います。
直火の癒し系 焚き火動画8時間 “ Healing bonfire BGM 8 hours ”