Alibaba Cloud の IoTクラウドソリューションを触ってみた(作成中)


はじめに

使用しているPCがマザーボード故障で交換していろいろふっとび、Qiitaに入れなくなってしまったので作り直したアカウントがこちらです。これを機に書き始めることを決意しました。記念すべき一つの目の投稿がIoTLTのアドベントカレンダーで光栄です。

準備不足で描き切れていないのですが取り急ぎ目次だけ公開してます。

Alibaba Cloud とは

中国では「阿里雲(アリユン)」と呼ばれ、インターナショナルでは「Alibaba Cloud(アリババクラウド)」と呼ばれるクラウドサービスです。中国シェアはトップで、インターナショナルのパブリックサービスでも売上高では世界3位になるほどのサービスです。日本では、ソフトバンクとアリババグループの合弁会社であるSBクラウド株式会社が展開しています。

IoTクラウドソリューションについて

公式ページ(https://jp.alibabacloud.com/solutions/IoT/smart-hardware) によるとスマートハードウェアのIoTソリューションは、以下の6つのステージに分かれます。
1. ハードウェア機器ステージ
2. クラウドゲートウェイステージ
3. モバイルクライアント
4. IoT Zone
5. サービス Zone
6. ビッグデータ Zone
詳細はサイトをご覧いただくとして、ここではクイックスタートでどのように構成されるかを試してみます。

IoT Platform

Alibaba CloudのIoT Platformの詳細は、https://jp.alibabacloud.com/product/iot に書かれています。
こちらにあるPDFに詳細が書かれていますのでそちらをご参照ください。
参考までに図を引用させていただくと、製品群は以下のようになります。

IoT Hubで接続して、デバイスを登録し、ルールを設定してデータをストアするのが基本の流れのようです。

デバイスの登録

Alibaba CloudでまだIoT Platformを利用していない場合は、有効化して開始します。
以下のような表示が現れるので「今すぐ有効化」をクリックします。

有効化されるとこのような画面となります。デバイスへの接続で「開始」ボタンをクリックします。

ガイドにしたがって4つのステップで作業を行います。「開始」ボタンをクリックします。

ステップ1:プロダクト名とデバイス名を入力して「次へ」をクリックします。

ステップ2:接続キットの選択。使用予定のOS,プロトコル,言語を選択して「次へ」をクリックします。

ステップ3:SDKのダウンロード。選択したキットをダウンロードします。「ダウンロードLinux Kit」をクリックしてダウンロードします。

ステップ4:設定とテスト。ここまでくると登録は終わりです。デバイス側の準備ができている場合はそのままテストも可能ですが、後で変更できますので、ここでは「完了」をクリックして画面を閉じます。

正常に設定できるとこのような画面になります。ガイドに従って各設定を行います。
どれかの詳細をクリックすると画面が遷移してしまいますが、それぞれ後で選択できます。

デバイス詳細の表示をクリックすると以下の画面になります。

*iPhoneをつなげてみたかったのでデバイス名をiPhone...としてますが、直接はなさそうだったのでデバイス名はそのままにして一旦VMで進めます。

VMからの接続テスト

VagrantとCentOS派なので、boxでサクッとVMを構築します。

PS C:\{yourdir}\CentOS7.7> vagrant init bento/centos-7.7
A `Vagrantfile` has been placed in this directory. You are now
ready to `vagrant up` your first virtual environment! Please read
the comments in the Vagrantfile as well as documentation on
`vagrantup.com` for more information on using Vagrant.
PS C:\{yourdir}\CentOS7.7> vagrant up
Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Box 'bento/centos-7.7' could not be found. Attempting to find and install...
    default: Box Provider: virtualbox
    default: Box Version: >= 0
==> default: Loading metadata for box 'bento/centos-7.7'
    default: URL: https://vagrantcloud.com/bento/centos-7.7
==> default: Adding box 'bento/centos-7.7' (v201912.05.0) for provider: virtualbox
    default: Downloading: https://vagrantcloud.com/bento/boxes/centos-7.7/versions/201912.05.0/providers/virtualbox.box
    default: Download redirected to host: vagrantcloud-files-production.s3.amazonaws.com
    default: Progress: 2% (Rate: 84813/s, Estimated time remaining: 0:33:13)

VMが立ち上がったら先ほどダウンロードしたLinux Kit を転送します。

RasberryPi4から接続テスト

ルールの設定

まとめと感想