Firebaseによる認証サービスライブラリ (Angular8用)


ng8-o2-auth-fb Firebaseによる認証サービスライブラリ (Angular8用)

ng8-o2-auth-fb はFirebaseの認証サービスを利用するためのサービスライブラリであり、Angular8で開発されています。

FirebaseのConfigデータの取得方法(日本語)
https://youtu.be/yeXe_bkFETw

How to get Firebase Config Data(英語)
https://youtu.be/OAy14beIqO0

全ソース
https://github.com/Ohtsu/ng8-o2-auth-fb-project

概要

  • ng8-o2-auth-fb はコンポーネントから独立しています。したがって、Angular MaterialにもBootstrapにも対応することができます。

  • 対応している認証は、ログイン・パスワードのほか、Google, Twitter,Facebook, GitHubです。

  • ユーザ登録情報は、FirebaseのFirestoreデータベースに登録されます。

  • パスワードの再発行にも対応しています。

  • 環境変数により、ログイン後の遷移先などのページを設定できます。

  • デバッグ・モードを選択すると、コンソールでログイン状態などを取得できます。

必要環境

  • Node.js
  • TypeScript3
  • firebase
  • @angular/router
  • @angular/fire

ライブラリの稼働環境バージョン

  • @angular/common : 8.0.0
  • @angular/core : 8.0.0
  • @angular/router : 8.0.0
  • @angular/fire : 5.1.3
  • firebase : 6.1.6

インストール方法

このライブラリをインストールするためには、以下のようにnpmでインストールします。

$ npm i ng8-o2-auth-fb

登録メソッド

このライブラリには、以下のメソッドが登録されています。

メソッド 機能 引数 戻り値
isAuthenticated() 認証状態を取得 なし true: 認証済み false: 未認証
getLoginState() 現在のユーザ情報を取得 なし userデータ
getCurrentUser() 現在のユーザ情報を取得 なし userデータ
setUserData(user) 現在のユーザ情報をFirebaseに保存 userデータ 登録結果
loginEmail(email: string, password: string) ログイン email, password return setUserData(user)
signUp(email, password) ユーザ登録 email, password return setUserData(user)
loginGoogle() Googleアカウントでログイン なし return setUserData(user)
loginFacebook() Facebookアカウントでログイン なし return setUserData(user)
loginTwitter() Twitterアカウントでログイン なし return setUserData(user)
loginGithub() GitHubアカウントでログイン なし return setUserData(user)
forgotPassword(passwordResetEmail) パスワードの再発行 email なし

なお、上記のuserデータは、以下の構造になっています。この形式でFirebaseのFirestoreデータベースのuserディレクトリ以下に保存されます。Firestoreデータベースを利用可能にしておかないと、この機能を利用できませんので、注意してください。

export interface User {
    uid: number;
    email: string;
    displayName: string;
    emailVerified: boolean;
    photoURL?: string;
    providerId?: string;
    isAnonymous?: boolean;
}

設定可能な環境変数

このライブラリで設定可能な環境変数は、以下の通りです。
これはAngularのプロジェクトのenvironments/environment.tsファイルで指定します。

変数名 意味
debugMode true: consoleに認証情報を出力 false: 出力しない
redirectPath.afterLoginPath ログイン後のパス
redirectPath.signInPath ログインのパス
redirectPath.registerUserPath ユーザ登録のパス
redirectPath.dashboardPath ダッシュボード・ページのパス(通常のトップページ)
redirectPath.forgotPasswordPath パスワードを失念した場合のパス
message.forgotPasswordEmailSent パスワード再発行時のメッセージ
message.logout ログアウト時のメッセージ

なお、この環境変数については、バージョンアップにより随時増加する可能性がありますので、その点ご了承ください。


  o2AuthService: {
    debugMode: true,
    redirectPath: {
      afterLoginPath: '/',
      signInPath: 'sign-in',
      registerUserPath: 'register-user',
      dashboardPath: 'dashboard',
      forgotPasswordPath: 'forgot-password',
      verifyEmailPath: 'verify-email-address'
    },
    message: {
      sendChangeEmail: 'Sent email',
      logout: 'Logout',
      forgotPasswordEmailSent: 'Password reset email sent, check your inbox',
      resetPasswordEmailSent: 'Password update email sent'
    }
  },


サンプルプロジェクト

このライブラリを利用するためのサンプルプロジェクトがGitHubに登録されていますので、その詳細な利用方法については、そのソースを参照してください。なお、このサンプルプロジェクトでは、Angular Materialの機能を利用しています。メールのフォーマットのチェックや、パスワードの文字長のチェック並びに確認パスワードとの照合などの機能は、Angular Materialに依存しています。

しかしながら、本サービス・ライブラリは、コンポーネントから独立していますので、Bootstrapで開発されている方は、当然のことながらBootstrapの機能の中で、同様の機能を実現することができます。

また、本ライブラリのソースもprojectsディレクトリ以下に登録されていますので、参照することができます。

サンプルプロジェクトのインストール

 まず、特定のディレクトリに移動します。そしてそのディレクトリで以下のようにクローンを作成します。

$ git clone https://github.com/Ohtsu/ng8-o2-auth-fb-project.git 
  • 作成された ng8-o2-auth-fb-project に移動し、"npm install"を実行します。
$ cd ng8-o2-auth-fb-project
$ npm install 

環境変数の設定

サーバを起動する前に、Firebaseにアカウントを作成し、その情報を環境変数に設定する必要があります。

また、データベースであるFirestoreも利用できるようにしておく必要があります。

環境変数は、environments/environment.tsファイルに設定します。

export const environment = {
  production: false,
  firebase: {
    apiKey: '-- You need to set this param--',
    authDomain: '-- You need to set this param--',
    databaseURL: '-- You need to set this param--',
    projectId: '-- You need to set this param--',
    storageBucket: '-- You need to set this param--',
    messagingSenderId: '-- You need to set this param--'
  },

  o2AuthService: {
    debugMode: true,
    redirectPath: {
      afterLoginPath: '/',
      signInPath: 'sign-in',
      registerUserPath: 'register-user',
      dashboardPath: 'dashboard',
      forgotPasswordPath: 'forgot-password',
      verifyEmailPath: 'verify-email-address'
    },
    message: {
      sendChangeEmail: 'Sent email',
      logout: 'Logout',
      forgotPasswordEmailSent: 'Password reset email sent, check your inbox',
      resetPasswordEmailSent: 'Password update email sent'
    }
  }
};

ローカルサーバの起動

以下のようにローカルサーバを起動します。

$ ng s -o 

ブラウザにデフォルト・ページが表示されます。

  • First Page

  • Login Page

ログインボタンをクリックすると、以下のように表示されます。

  • Check Email format

Emailを入力した段階で、不正のEmailアドレスをチェックします。

  • Check Password length

登録ボタンをクリックすると、以下のページが表示されます。パスワードの最低の長さ(6文字)もチェックされます。

  • Check Password matching

パスワードと確認パスワードのチェックも表示中に行われます。

  • Debug Mode

環境変数のdebugModeをtrueにセットすると以下のように、consoleで情報を得ることができます。

o2AuthService: {
    debugMode: true,

サンプルプロジェクトの稼働環境

  • ng8-o2-auth-fb-project : 0.6
  • ng8-o2-auth-fb : 0.6
  • Angular/cli : 8.0.0
  • TypeScript : 3.4.3
  • firebase : 6.0.0
  • @angular/fire : 5.1.3
  • @angular/material : 8.0.0
  • @fortawesome/fontawesome-free : 5.8.2
  • hammerjs : 2.0.8
  • node.js : 10.15.3

参考文献

変更履歴

  • 2019.5.31 version 0.6 uploaded

Copyright

copyright 2019 by Shuichi Ohtsu (DigiPub Japan)

License

MIT © Shuichi Ohtsu