ラズベリーパイにRaspberry PI OSをヘッドレスでインストールする


環境

  • Windows 10を使用
  • RaspberryPi3+にインストール(4を未所持のため)
  • EtcherでmicroSDカードにインストール
  • ヘッドレスで設定、運用

目次

ダウンロード

こちらのページからDownloadをクリックしてzipファイルをダウンロードしてください。

インストール

  • ダウンロードしたファイルをmicroSDカードに書き込みます。
  • 今回はEtcherを使用します。こちらからダウンロードしてインストールしてください。
  • Etcherを起動したらFlash from FileをクリックしダウンロードOSのzipファイルを選択します。
  • 真ん中のインストール先を確認し、違う場合はChangeで変更してください。
  • 正しいインストール先が選択された状態でFlashをクリックしてください。
  • しばらく待ってインストールが完了したらEtcherを閉じてください。

ネットワーク設定

SSHの有効化

  • インストール直後おそらくWindowsがmicroSDカードを認識していないと思うので一度microSDカードを指し直してください。
  • microSDカード(boot)が表示されたら開き右クリックで新規作成→テキストドキュメントをクリックし作成されたファイルをsshファイルをsshに変更してください。(ssh.txtにならないように注意)

Wi-Fi設定

イーサネットに繋いで運用する場合は飛ばしてください。

  • microSDカード(boot)にwpa_supplicant.confを作成し内容は以下にします
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
    ssid="接続先のSSID"
    psk="接続先のパスワード"
}

パスワードは平文で保存されます。後でハッシュ化できますが今回は割愛します。

SSH接続

  • microSDをRaspberryPiに指し電源をつなげ起動ま完了するまでしばらく待ちます。
  • コマンドプロンプトかpowershellを起動し以下のコマンドでRaspberryPiと接続します。
ssh pi@raspberrypi
  • yes/no?と聞かれるのでyesと入力します。
  • もう一度ssh pi@raspberrypiを入力するとRasPiとSSH接続されパスワードを聞かれるので、初期パスワードのraspberryと入力するとログインできます。

初期設定

raspi-config

  • 以下のコマンド入力するとraspi-configが表示されます。
sudo raspi-config

パスワード変更

  • 1を選択してパスワード変更してください

ローケルの変更

  • 4を選択
  • I1を選択
  • ja_JP.UTF-8 UTF-8に合わせてスペースキーで選択しエンターを押して確定します。
  • システムのロケールを聞かれるのでja_JP.UTF-8を選択します。

タイムゾーンの変更

  • 4を選択
  • I2を選択
  • Asiaを選択
  • Tokyoを選択

アップデート

  • 8を選択するとアップデートが開始されます。

raspi-configの終了

  • 右キーを押してFinishを選択しraspi-configを終了します。
  • 再起動するか聞かれたら再起動します。 ### パッケージの更新 以下のコマンドでパッケージを更新します。
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
sudo apt dist-upgrade -y

終わりに

OSのインストールと簡単な初期設定は以上になります。

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