C#の開発環境を整える(Visual Studio 2019)


はじめに

C#プログラミングを開始するため、環境づくりを説明します。

目次

1.Visual Studio 2019 Community Editionのインストール
2.C#でHello Worldを実行
3.NuGet関係のパッケージをインストール
4.インテリセンスを日本語化

1.Visual Studio 2019 Community Editionのインストール

インストールファイルをダウンロード

MicrosoftのサイトよりCommunity Editionの実行ファイルをダウンロードします。

インストーラーで.NETデスクトップ開発を選択

.NETデスクトップ開発を選択後、ダウンロードおよびインストールしていきます。
Microsoftのアカウントでのログインを要求されますので、新規作成か既存のIDでログインしてください。

2.C#でHello Worldを実行

新規プロジェクトを作成

Visual Studio 2019を起動し、C#プログラムを実行する環境を作成してください。

HelloWorldプログラムを実行

新規プロジェクトを作成すると、HelloWorldプログラムが自動生成されます。
ビルド後、実行できるか確認してください。

HelloWorld.cs

using System;

namespace HelloWorld
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            Console.WriteLine("Hello World!");
        }
    }
}

実行エラー発生

自動生成のHelloWorldプログラムを実行しようとしたとき、必ずエラーが発生しました。
ネットを調べるとNuGet関係のパッケージがインストールされていないことをが問題のようです。

資産ファイル 'xxx\obj\project.assets.json' が見つかりません。NuGet パッケージの復元を>実行して、このファイルを生成してください。

3.NuGet関係のパッケージをインストール

Visual Studio installerを起動し、個別コンポーネントから、
NuGetのターゲットおよびビルドタスクをインストールします。
インストール完了後、HelloWorldプログラムが実行できることを確認してください。

4.インテリセンスを日本語化

Visual Studio 2019では関数の説明が英語のままで内容が分かりづらいです。
Microsoftのサイトにローカライズされたファイルがあるのでインストールします。
その際、ダウンロードしたファイルは.Net core Release 3.1.xです。

 https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/core/install/localized-intellisense