【Unity】初心者が覚えるべきDebug.Logの使い方


環境

Unity 2019.3.7f1

Debug.Logって?

Unity側で用意された標準機能 
Debug.Log()
は定型文です。呪文として覚えましょう!
開発中めちゃくちゃ使うので勝手に覚えちゃうと思います笑

どんな時に使う?

・変数の中身を知りたいとき
・何の処理が行われたかをわかるようにしたいとき(テキストを表示)
・処理が実行されたか確認したいとき

前準備 コンソールウインドウを開く

このような画面が出ます。
ここにDebug.Logの中身が表示されます。

使ってみる

・変数の中身を知りたいとき

スクリプトを用意
 名前はTEST_scriptにしました。

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;

public class TEST_script : MonoBehaviour{

    int a;//aというint型の変数を宣言

    void Start()
    {
        a = 10;//変数aの中身を10に設定
        Debug.Log(a);//コンソールウインドウに変数aの持っている数値を表示
    }
}

空のゲームオブジェクトを用意
ヒエラルキー上で右クリック→空のオブジェクト作成

空のオブジェクトが作成された!

先程作ったスクリプトを空のオブジェクトへドラッグ&ドロップ
インスペクターにスクリプトが割り当てられたことを確認

実行ボタン押す

変数aの中身が表示されました!

・何の処理が行われたかをわかるようにしたいとき

スクリプトのDebug.Log()のかっこ内を"ダブルクォーテーションで囲んで文字を入力

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;

public class TEST_script : MonoBehaviour
{
    int a;//aというint型の変数を宣言

    // Start is called before the first frame update
    void Start()
    {
        a = 10;//変数aの中身を10に設定
        Debug.Log("aに10を代入");//コンソールウインドウにテキストを表示
    }
}

テキストが表示されました!

・処理が実行されたか確認したいとき

if分の中身が実行されたか見てみましょう。

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;

public class TEST_script : MonoBehaviour
{
    int a;//aというint型の変数を宣言

    // Start is called before the first frame update
    void Start()
    {
        a = 10;//変数aの中身を10に設定

        if(a == 10)//aが10だったらif分の中身の処理実行
        {
            Debug.Log("if文の中身が処理された");//コンソールウインドウにテキストを表示
        }

    }
}

if分の中身が処理されたことがわかります

少し応用

"a="+a といれるとテキストと変数の中身を同時表示できます。

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;

public class TEST_script : MonoBehaviour
{
    int a;//aというint型の変数を宣言

    // Start is called before the first frame update
    void Start()
    {
        a = 10;//変数aの中身を10に設定

        Debug.Log("a="+a);  

    }
}


表示された変数の内容がわかりやすくなります。

楽しいUnityライフを!