Tilemapのアップデート 2019
昨年のUnityアドベントカレンダーにて
というシリーズを書きました。Tilemapを使ってみたい!という人は、そちらを読んでみてください!
Unity 2017.2でリリースされたTilemapはその後、
- Unity 2018.2でHexagonal Tile
- Unity 2018.3でIsometric Tile
が追加されました。
それ以外にもUnity 2019.2から内部的な重要な変更が行われ、いくつかの細かい改善が行われました。
本投稿ではUnity 2019.2時点でのTilemapの内部的な変更と細かい改善を紹介します。
Tilemap EditorはUnity Package形式に分離
Unity 2019.2からTilemap Editorの機能は、「2D Tilemap Editor
」というUnity Packageに切り出されました。そのため、Unity 2019.2以降でTilemapを使うためにはUnity Package Manager
で「2D Tilemap Editor
」パッケージへの依存が設定されている必要があります。
- Unity 2019.2.14以降で2Dプロジェクトとして初期化したプロジェクトは、プロジェクト作成段階で
2D Tilemap Editor
への依存が設定されています。 - Unity 2019.2.0から2019.2.13までで初期化したプロジェクトは、プロジェクト作成段階で
2D Tilemap Editor
への依存が設定されていないので、自分で設定する必要があります。 - Unity 2019.2.0以降で3Dプロジェクトととして初期化したプロジェクトは、プロジェクト作成段階で
2D Tilemap Editor
への依存が設定されていないので、自分で設定する必要があります。
自分で「2D Tilemap Editor
」への依存を設定する場合は、Window
> Package Manager
からPackage Manager Window
を開き、「2D Tilemap Editor
」をインストールしてください。
また同じように、Tilemapで1枚の画像を複数のSpriteに分割するために使うSprite Editor Window
を使うために、「2D Sprite
」というパッケージが必要になりました。
もし、Tilemapに関するUIが出てこないのであれば、「2D Tilemap Editor
」への依存が設定されているのかを確認してください。
Unity 2019.2.14(本投稿執筆時の最新)で仕様が変わりました。Unity 2019.2.0などでプロジェクトを初期化した人は注意してください。
その他の細かい変更
その他、Tilemapにまつわる細かい変更を紹介します。
2d-extrasもPackage Manager経由で入れらえるように
2d-extras
は、TilemapのUnity公式拡張ライブラリです。Terrain Tile
やPrefab Brush
など便利なカスタムタイル・カスタムブラシを提供しています。
今まではプロジェクトにソースコードをコピーするしか導入方法がありませんでしたが、Unity 2019.2以降であれば、Package Manager
経由でのインストールも可能となりました。
プロジェクトルート/Packages/package.json
のdependencies
に、次の一行を加えてください。
"com.unity.2d.tilemap.extras": "https://github.com/Unity-Technologies/2d-extras.git#v1.3.1"
v1.3.1
の代わりにインストールしたい2d extras
のバージョンを指定してください。執筆時の最新バージョンは、v1.3.1
です。
将来的には、GitHub経由でなく、公式Unity Package Manager
から導入できるかもしれません。
関連 : https://github.com/Unity-Technologies/2d-extras/issues/152#issuecomment-552774057
-と=というz座標を変える新たなショートカットが追加
「Isometric Z as Y」でTilemapのステージを構築する際、頻繁にz座標を編集します。
この操作のために、Unity 2018.3からTilemapを編集する際に新たなショートカットが加わりました。
Windows : ;
(減少)と-
(増加)
macOS : =
(減少)と-
(増加)
関連記事 : Tilemap Editorショートカットキーのメモ
z座標を変えられるかのトグルが追加
Unity 2019.2からz座標を変えられるかのトグルが追加されました。
Grid + TilemapのプレハブをTilePaletteに変換できるように
Unity 2019.2.0から、Grid + TilemapのプレハブをTilePaletteウィンドウで変換できるようになりました。
- Grid + Tilemapのプレハブを作成する
- TilePaletteウィンドウにドラッグアンドドロップする
- Tile Paletteになる
Author And Source
この問題について(Tilemapのアップデート 2019), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/RyotaMurohoshi/items/ffba4343780bba747db3著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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