Windows Laravelの環境構築の手順書


Windows Laravelの環境構築の手順書

環境構築のついでに備忘録として残しておきます。

XAMPP(ザンプ)

今からインストールするLaravelはPHPのフレームワークなので、
PHPの環境構築が必要です。

そのために、まずはXAMPPをインストールします。

手順

  1. 公式HPからインストーラをダウンロードします。

  2. インストーラを起動し、表示に従ってインストールまで進めます。

    ※既にインストールされていると灰色になります。

    インストール先は変更せずに進めます。

    [Next]を押すと、インストールが開始されます。

  3. インストール完了です。

動作確認

  1. まずXAMPPのコントロールパネルを開きます。
    例:[Windows] + [E]で『エクスプローラ』を開き、[C:¥xampp]にある『xampp-control.exe』で起動します。
    ※XAMPPの保存先を変更している場合は、[C:¥xampp]ではないので注意してください。

  2. コントロールパネルを起動したら、『Apache』の[Start]をクリックします。

  3. 『PID(s)』と『Port(s)』に番号が表示され、『Apache』が緑色になっていれば動いています。

    ※もし起動しなかった場合は、エラーによりますが、大体はSkypeがポート(80,443)を使っていることが原因になることが多いです。

  4. 次に、PHPのPATHが通っているかを確認します。
    本来であれば、インストーラで通るはずなのですが、私は通ってなかったので・・・

    まず『コマンドプロンプト』を開いて、php -versionと入力します。
    ※コマンドプロンプトは、[windows] + [R]を押して出たウィンドウで、『cmd』と入力すれば開くことができます。



    バージョン情報が表示されていれば、PATHが通っていますので、次へ進んでください。

    表示されなかった方は、PATHが通っていないので設定する必要があります。

    [Windows] + [E]で『エクスプローラ』を開き、『PC』で[右クリック] > [プロパティ]を選択します。

    次に、左側にある『システムの詳細設定』をクリックします。

    下の方にある『環境変数』をクリックします。

    ユーザー環境変数の『Path』をクリックし、『編集』をクリックします。

    『新規』をクリックし、C:¥xampp¥phpを追加した後、すべて『OK』をクリックして閉じます。

    環境変数の反映には、再起動が必要ですので、再起動してください。

Composer(コンポーザー)

PHPのパッケージ管理システム。

手順

  1. 公式HPからインストーラをダウンロードする。

  2. インストーラを起動し、指示に従ってインストールします。

    ※XAMPPのインストール先によって変わるので注意してください。

  3. インストール完了です。

Laravel(ララベル)

やっとLaravelのインストールです。

手順

  1. 『ターミナル』を呼び出して、以下のコマンドを入力します。
    ※今回は『bbs』としていますが、プロジェクト名が入ります。

    $ composer create-project "laravel/laravel=5.7.*" bbs
    
  2. これでカレントディレクトリに『bbs』というディレクトリが作成されているので、中身を見に行きます。

    $ cd bbs
    
  3. 下記のコマンドを入力すると、Laravel Frameworkのバージョンを確認できます。

    $ php artisan -v
    
  4. 以上でインストールは完了です。

動作確認

  1. 『ターミナル』で先程作成した『bbs』のディレクトリに行きます。

  2. 以下のコマンドを入力し、サーバーを立ち上げます。

    $ php artisan serve
    
  3. < >に囲まれたURLが表示されるので、ブラウザで入力します。

    以下のような画面が出れば、正常に起動しています。

  4. サーバーを落とすには、『ターミナル』で[Ctrl] + [C]を入力すれば大丈夫です。
    入力後、サーバーが落ちてアクセスできなくなります。

DB設定

  1. 『XAMPP』を立ち上げて、『MySQL』を『Start』します。
    緑色になっていれば、正常に起動しています。

  2. 『MySQL』の『Admin』をクリックし、phpMyAdminに接続します。

    その後、『データベース』をクリックします。

  3. 接続するデータベースを作成します。
    今回は、『laravel_test』とします。

  4. ユーザアカウントのページに行き、アカウントのユーザ名、パスワードを確認します。

  5. 次にディレクトリ『bss』を開き、『.env』を開きます。
    ※VScodeなどのエディタで開くといいです。

  6. 『DB_』から始まる部分を編集します。

    DB_DATABASE=作成したデータベース名
    DB_USERNAME=確認したユーザ名
    DB_PASSWORD=確認したパスワード
    

    今回は、以下のように編集します。

以上で、Laravelの環境構築は完了です。