ラズパイでProcessingするときは、OpenGL (Fake KMS)で。


最近、Processingをもう一度試しています。
ラズパイで気がついたことがあるので、簡単にメモ。

折しも、からあげさん(https://qiita.com/karaage0703) もProcessing熱、再燃、ということで、からあげブログ(https://karaage.hatenadiary.jp/entry/2019/03/04/073000) 経由で色々と情報を仕入れさせてもらっています。感謝。

本題、からあげブログで知ったKeijiro Takahashiさんの作品、sketches2016を再生していて、すごい! でも、ラズパイはやっぱり遅いなぁ、ラズパイクラス(教室)で使うには厳しいかな?とちょっと残念でした。

ところが、別のラズパイで動かしてみると、意外とイケてる。はて、と思って調べて見たら、遅いものはOpenGLの設定がLegacyになってました。OpenLG (Fake KMS)だと、MacBook 13inch 2017と同等とは言いませんが、使えるレベル。

sketches2016/cube5のムービーを撮ってGIFアニメにしてみました。(このGIFアニメは4倍速です。これぐらい速いと表現の幅も広がるな。。)上がMacBook 13inch 2017、左がラズパイでOpenGL Fake KMS、右がラズパイOpenGL Legacyです。Lagacyの3倍速くらい?

ちなみにOpenGL (Full KMS)にすると、RealVNCが使えなくなるのと、マイクラも具合が良くないので使っていません。

Processing、よくわかっていないのですが、tif画像をキャッシュして、順番に表示している感じ。それでもOpenGLが効くんですね。インターラクティブな作品だとキャッシュできないと思いますが。

あと、お気に入りは、アプリに同梱のサンプル、Demos/Graphics/Yellowtailです。
Yellowtail(https://vimeo.com/661922)

以下、raspi-configコマンドによる、OpenGLの設定画面です。

$ sudo raspi-config



Keijiro Takahashiさんの作品
https://github.com/keijiro/sketches2016