Azure VMでOpen3Dやーる(Data Science Virtual Machine - Windows Server 2016、NV6)


AzureのWindowsマシンでOpen3Dを実行するまでのメモです。
NVシリーズ以外はOpenGLのバージョンが1.1と古いため、表示ができません。

NVシリーズのVMを作成

Azure Portalを開きます。
リソースの作成から、Data Science Virtual Machine - Windows Server 2016を検索し、新規作成します。

インスタンスの詳細の地域を米国中南部、サイズをNV6とします。
作成できたら、RDPで接続します。

NVIDIA GPU ドライバーの設定

Windows を実行している N シリーズ VM に NVIDIA GPU ドライバーをインストールする」を参考に、下記ドライバーをインストールします。

インストールしたら、再起動します。

デバイスマネージャーからDisplay adaptersにNVIDIA Tesla M60があることを確認します。

nvidia-smiを実行し、GPUが動作していることを確認します。

OpenGL Extensions Viewerここからインストールします。

OpenGL Extensions Viewerを起動しOpenGLのバージョンが4.6になっていればOKです。

Open3Dやーる

Anaconda Promptを開き、Python3.6環境を作成します。

conda create -n py36 python=3.6

py36環境に入ります。

activate py36

必要なライブラリをインストールします。

pip install opencv-python
pip install opencv-contrib-python
pip install open3d-python
pip install matplotlib
pip install pillow

Open3D v0.5.0をダウンロードします。rgbd_nyu.pyを実行してみましょう。

cd Downloads\Open3D-0.5.0\examples\Python\Basic
python rgbd_nyu.py


このように表示されればOKです。OpenGLのバージョンが1.1だと失敗します。