Linuxコマンドを使い始めるのに調べたこと


エンジニアスキルを上げるために、ファイル操作からLinuxコマンドにシフトしよう。
基礎知識と基本コマンドを、簡単にまとめてみました。

Linuxとは

オープンソースのOS。Unix系OSのひとつ。2010年代以降、サーバ向けOSとして広く運用されるようになっている。

シェルとは

シェルはOSと対話するためのインターフェースを提供するソフトウェア。
シェル

画像引用:CORE CONCEPT TECHNOLOGY INC.ブログ:【10分でわかるかもしれない】シェル(shell)とは?

シェルの種類

ターミナルから、以下コマンドで確認。

$ echo $SHELL
シェル 説明
sh 古くからあるシェル。AT&Tベル研究所のSteven Bourne氏によって開発され、開発者の名にちなんでBシェル(Bourneシェル)と呼ばれる。
csh C言語に似た構文をもつことから、Cシェルと呼ばれる。Bシェルに比べ、対話的に使用する場面で便利な機能(ヒストリー機能やジョブ制御、エイリアスなど)が実装されている。
bash Bシェルを基盤とし、その機能を拡張したもの。
tcsh CシェルにTenexの機能を組み込んだもの。Tenexとは、コマンドライン(コマンドの入力部分)の編集機能、ファイル名やコマンドの補間機能があるシステム。
zsh bashやtcshなどの他のシェルの機能をいいとこ取りし、さらに独自の拡張機能を実装したもの。

Linuxの基礎コマンド

コマンド 説明
cd <path> に移動する (current directory)
pwd 今いるディレクトリを表示 (print working directory)
mkdir <new folder> 新しいフォルダ<new folder>を作成 (make directory)
touch <new file> 新しいファイル<new file>を作成
ls カレントディレクトリのファイル、フォルダを一覧表示 (list)
rm <file> <file>を削除
rm -r <folder> <folder>を削除