AnacondaとPyCharmで、MacにPythonの環境構築をしよう


はじめに

はじめまして、まさなり(@log_masa)といます。web系を主に勉強している大学2年生です。
大学の授業でpythonを書くことになったので、pythonの環境構築やってみました。
同じような境遇の方の参考になると嬉しいです。

環境

MacOS Catalina 10.15.1

なぜAnacondaなのか

もちろんMac環境にも最初からPython 2.X がインストールされています。しかし、Python 2.X は
というわけで、Python 3.X を使っていきましょう。
https://www.python.org/downloads/
こちらからPython 3 をインストールするのも良いですが、後々ライブラリを集めるのが面倒なので、一括してライブラリをインストールしてくれるAnacondaを使ってPython 3 の環境を構築していきます。やっていきましょう

環境構築していきます

Anacondaのインストール

まずはここからAnacondaをインストール
https://www.anaconda.com/

ダウンロードできたパッケージを起動し、インストラクションに従ってインストールします。
10分〜20分かかると思います(長い...。)

これで、python 3 のインストールができました。

python 3 の確認

Terminalを起動してみましょう。

(base) macmac:~ hogehoge$

macmacは、使っているMacの名前です。hogehogeは、ログインしているユーザーの名前です。
あれっ、(base)ってなに?
これは、Anacondaによって作られた仮想環境の名前です。
ん、なにそれって人は、この記事を読んでください。

python

pythonと打ち込んで、実行すると、

Python 3.7.4 (default, Aug 13 2019, 15:17:50) 
[Clang 4.0.1 (tags/RELEASE_401/final)] :: Anaconda, Inc. on darwin

はい。Anaconda, Inc.のpython 3 が確認できました。対話型シェルが起動している状態なので、抜けます。

>>> exit()

抜けました。続いて、pythonの場所を確認します。

which python

これで、pythonの場所を確認できます。

/Users/hogehoge/opt/anaconda3/bin/python

こんな感じ。
これで、anacondaによってpython 3 がインストールされました。

PyCharmのインストール

PyCharmは、JetBrainsが提供するIDE(総合開発環境)です。
Professional(有償) と Community(無償) があります。
Professionalは、 $199(20000円くらい)/年 のサブスクリプション形式で利用できます。最初の30日間は無料で使えるようですが、ProfessionalからCommunityに移行するのが結構めんどうみたいです。無料の期間だけProfessional使おうって人は注意が必要。

今回は、無償のCommunityのほうを使っていきます。

まずはここからPyCharmをインストール
https://www.jetbrains.com/pycharm/download

ダウンロードして起動すると、

こんな感じの指示があります。従いましょう。

これで、PyCharmが使えるようになります。
ただ、これだとまだ問題があります。PyCharmからpythonを実行すると、Mac環境に最初から入っているpythonが実行されてしまいます。なので、Anacondaでインストールしたpythonを実行できるように設定してあげます。


このように、Existing interpreterに、先程確認したpythonのパスを指定してあげましょう。
Locationに作業用フォルダを指定して、Createを押すと...はい、これでpythonを書ける環境が整いました。

Hello World! をする

指定したフォルダにpythonファイルを作成して、

hello.py
print('Hello World!')

PyCharmが勝手に保存してくれます。最高ですね。
実行は、右上のAdd Configurationから行います。

適当に名前をつけて、OK
Script Pathには、実行したいファイルを指定してあげます。(ここでは、hello.py)
Ctrl-Rで実行!!!!

無事にHello World!できましたね。

こんな感じに実行画面を移動させたり、Terminalを起動したりもできます。かっこいい!!!!

以上で、AnacondaとPyCharmを使ったpythonの環境構築を終わります。お疲れさまでした。

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
はじめて記事を書いてみたのですが、ノリと勢いでササッと書けちゃうものですね。
わかりにくい点、間違っている点があれば、コメントにて教えていただけると嬉しいです。
また、感想や要望なども待っています。

これからも自分のアウトプットを兼ねて、初学者にもわかりやすい記事を書いていこうと思います。
QiitaTwitterのフォロー、よろしくおねがいします。