Windows操作簡単効率化:Win+Rでいろいろ起動しよう


はじめに

  • 本記事はちょっとした工夫で効率化!Advent Calendarの14日目の記事です
  • 過去に投稿された情報についてはリンクを記載させて頂き、重複なく、かつ新しい内容を届けられるように配慮しておりますが、至らない点がありましたらご容赦ください。
  • より良いTipsなどあればコメント頂けると助かります

どんなことができるようになるの?

  • よく使うアプリケーション、よくアクセスするファイル・フォルダ・webサイトをマウスを使わず簡単に起動できるようになります。
  • またオマケとして、あるwebサイトを特定のブラウザ(InternetExplorer等)で表示させる小技も紹介します。

どうやるの?

基本的には「Win + R」で「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを立上げ、所望のファイル名入力⇒Enterターン!!で実行していきます。

できることの幅がいろいろありますので、場合分けして以下に記載させて頂きます。

Windows標準ツールの起動

こちらの記事が参考になります!
メモ帳やペイントとかですね。

任意のファイル・フォルダの起動

こちらの記事が参考になります!
要約すると『パスが通ったフォルダ内に「ファイル名を指定して実行」したいアプリケーションやフォルダ、ファイルのショートカットを置いてWin+Rから実行』します。
以下に、手順をかみ砕いて記載いたします。

フォルダにパスを通す

ショートカット一覧を置くつもりのフォルダにパスを通します。(探せばいくらでもやり方出てきますが…)
パスを通すことで Win+R からの実行が便利になります。

コンピュータを右クリックしてプロパティを選択

左側のメニューからシステムの詳細設定を選択

環境変数を選択

表示される画面の中から、システム環境変数「Path」に、ショートカット一覧を置くつもりのフォルダパスを追加します。

この時、例えばOneDrive等で同期しているフォルダを選択してあげれば、PCが変わっても設定一覧を引き継ぐことができて便利そうです。

ショートカットの追加

ファイルでも、フォルダでも、アプリケーションの実行ファイルでもなんでも良いです。ショートカットを配置していきます。
この後、Win+R ⇒ ショートカット名を入力 することになるので、短く・覚えやすい名前のショートカットにした方が良いです。

例:Photoshop.exeへのショートカット ⇒ ps

webサイトの閲覧

上記ケースと同じように、インターネットショートカットをフォルダ内に置けば良いのでは?と思うのですが、その方法ですとうまくいきません。(試してみてください)
そこで簡単なバッチファイルを作成して対応します。

example.bat
start https://example.com

このバッチファイルをパスを通したフォルダ内に置くことで、start 以下のwebサイトを表示することができます。上記例の場合なら、実行する際は Win+R ⇒ example でOKです。

バッチファイルを作れば何でもできますので、webサイトの閲覧だけでなく、例えばセットで起動するファイル一式を記述したバッチファイルを作ってみても良いかもですね。(朝一で処理するファイル群だったらmorning.batとか…)

(レアケース)特定のブラウザでwebサイトを閲覧

正直コレを一番書きたかった…!
企業あるあるかもしれませんが、いまだにInternetExplorerでしか動作保証していないレガシーシステムがあったりしますよね…。さきほどの方法でwebサイトを表示すると既定のブラウザで開いてしまうため、既定ブラウザをChrome等にしている場合はひと手間が必要です。

仮にInternetExplorerで実行する場合、他の例と同じく、この.batを指定フォルダに保存しておけば実行可能です。

ietest.bat
@echo off
cd "C:\Program Files\internet explorer"
start iexplore.exe  "https://example.com"

どうでも良いですが、何でIEの実行ファイルはiexplore (最後のrが無い)なんですかね

おわりに

だまされたと思って試してみると、コレなしではやっていけない体質になってしまうやも…?