IQ Bot:どのインスタンスをどのOCRで作ったか確認したい!


IQ Botでは、使用するOCRをインスタンスごとに切り替えることができます。

インスタンスとOCRの対応を見る方法:V11.3.4~

V11系統のV11.3.4以降のバージョンでは、以下のようにラーニングインスタンスの一覧画面で使用したOCRを確認できます。

インスタンスとOCRの対応を見る方法:V11.3.3以前とA2019

11.3.3以前のバージョンとA2019(2020.5.29現在出ている最新版・A2019.12まで)では、IQ BotのDBサーバーで確認する必要があります。

確認方法を結論から説明すると、IQ BotのDBサーバーで以下のSQLをたたけば出てきます。

qiita.rb
SELECT [ProjectId],[OCREngineDetailsId]
  FROM [FileManager].[dbo].[ProjectOCREngineDetailsMasterMapping]
  where ProjectId = 'ラーニングインスタンスのID'

ラーニングインスタンスのIDの確認方法はこちら

すると、以下のような結果が返ってきます。

OCREngineDetailsIdに入っている番号が、OCRの番号を表します。

OCRの番号と名前の紐づけは、OCREngineDetailsMasterというテーブルに入っています。
Database > FileManager >Tables 配下のOCREngineDetailsMasterを右クリックし、「上位1000行を選択」すると……
(図のSSMSは英語になっていますが、日本語版をインストールしていれば言語も日本語になっています)

インスタンスとOCRの対応はDBのどこに入っている?

FileManager配下のProjectOCREngineDetailsMasterMappingというテーブルに入っています。
テーブル名を右クリックして「上位1000行を選択」をクリックすると……

以下のように、OCRの番号と名称の対応表が返ってきます。

先ほどのインスタンスのOCREngineDetailsIdは3だったので、ABBYYだとわかります。