GitHub PagesでGSuiteで取得したドメインのHTTPS化が半年かかった話


GitHub Pagesで独自ドメインのサイトを公開する方法

https://qiita.com/foobaron/items/cd9cfc403defa706372b
https://hackernoon.com/how-to-set-up-godaddy-domain-with-github-pages-a9300366c7b

去年の11月ぐらいからずっと上記の記事などを参考にGSuite(GoDaddy)で取得した独自ドメインにGitHub Pagesのサイト公開しようと頑張っていました。
他の記事などを読むとわかりますがすぐにはHTTPS化する事ができません。
嫌ですよね。HTTP。

HTTPS化できない

なので最初は2~3日待ってから試したりしておりましたが、一向にチェックが入れられません。

色々試しているうちにGitの設定がおかしくなってしまって7~8回ぐらいリポジトリを作り直しております。
リポジトリの名前を変えたり色々やりました。結果半年経ってもHTTPS化する事が出来ていませんでした。

結論

出来ました。やったね。

やったことは以下の通りです。

やったこと

GitHubの自分のリポジトリのSettingsの中の「Cutom Domain」の所にwww無しの

pegionchest.net

を設定しておりましたが、

www.pegionchest.net

とwwwを付けることで無事チェックが入れられるようになりました。

理由

www無しのドメイン名に

dig pegionchest.net

とすると、Aレコードに

185.199.108.153
185.199.109.153
185.199.110.153
185.199.111.153
xxx.xxx.xxx.xxx

一つ余計なIPアドレスが含まれている事が分かりました。
つまりpegionchest.netでアクセスした際に1/5の確率でGSuiteだかGoDaddyのアドレスになってしまっていたわけです。

www付の方を試すと

dig www.pegionchest.net
185.199.108.153
185.199.109.153
185.199.110.153
185.199.111.153

と登録したGitHubのIPアドレスのみが4つ表示されており、無事HTTPS化できたというわけです。
ですのでHTTPSにならないよーって方はAレコードのチェックをしてみることをお勧めします。

GoDaddyの設定の謎

GoDaddyのDNSコンソールを見ると、Aレコードに編集できないForwardedという項目が設定されておりました。
おそらくこいつがどこかに転送していたのでしょう。

GSuiteの転送設定


GSuiteのドメイン設定で赤枠の状態になっていないと、GSuite内のサイトに転送されてしまっていたようです。
あらためて赤線の部分から変更を保存としたところ無事Forwardedのランダムさがなくなりました。

そういえば、以前、知り合いにサイトの確認してもらった時に古いGSuiteのサイトが開くことがあったらしく、キャッシュ消して!と強い口調でゲキ詰めした事がありましたが、たぶんこれのせいですね。ごめんなさい。
インターネットは難しすぎます。

GitHub PagesのSourceの設定

完全に余談ですが、いろいろリポジトリをいじっているうちにSourceが設定できなくなりました。
以前はDocsディレクトリ以下を公開するという事が出来たのですが。
そもそもドロップダウンすら表示されません。誰か教えてください。。。