TravisCIでFortranをCIする
TravisCIとは?
githubと連携してCIを行ってくれるサービス。
パブリックのリポジトリの場合は無料で利用できる。
FortranはTravisCIの対応言語に入っていない
対応言語を調べてみるとメジャーな言語はほとんど対応しているみたいで、使いやすそうです。
ただ、Fortranが入ってないので、それには対応していないのかと思いました。
が、良く調べてみると、apt-getでコンパイラをインストールできる場合は問題ないみたいです。
とりあえずやってみました!
GitHubにパブリックのリポジトリを作成
まず初めにGitHubに適当なリポジトリをパブリックで作成します。
パブリックなら無料でTravisCIを使うことが出来ます
TravisCIでやること
-
https://travis-ci.org/ よりTravis CIに登録する
- 登録後、レポジトリを有効化する
Fortranのプログラムを書く
ファイル名 test.f90
implicit none
real(8),allocatable::x(:,:),y(:,:)
integer::i,j
allocate(x(5000,5000))
allocate(y(5000,5000))
do i=1,5000
do j=1,5000
x(j,i)=0.0D+0
y(j,i)=dble(i)
enddo
enddo
do i=1,5000
do j=1,5000
x(j,i) = x(j,i)+y(j,i)
enddo
enddo
write(*,*)x(5000,5000)
end
TravisCI用の設定ファイルを書く
ファイル名 .travis.yml
addons:
apt:
packages:
- gfortran
script:
- gfortran test.f90 && ./a.out
apt-getであらかじめインストールしておきたいものはpackages:の下に書いておくとテスト前に自動でインストールしてくれるみたいです。apt-getはubuntuのyumコマンドみたいなやつです。
テスト内容はscript:の下に書くとやってくれるみたいです。コンパイル後、実行するようなファイルを書きました。
適当なコミットを作ってプッシュする
push時に自動でテストしてくれるので適当にコミットしてpushします。
$ git add -A
$ git commit -m 'Testing Travis CI'
$ git push
結果
push後、もう一度https://travis-ci.org/ に行けば、このような感じでテストができています。
まとめ
TravisCIに関して、言語が指定されていたので、特定の言語しかできないのかな?と思っていました。
しかし、実際に触れてみるとそんなことはなく、自由度高く設定することが出来るみたいです。
テスト後のビルドをリリースページにデプロイすることも出来るみたいです。
結構使いやすく感じたので今後積極的に使っていこうと思います。
参考
Author And Source
この問題について(TravisCIでFortranをCIする), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/kyusque/items/ea9eaa5fdfd39df53f9d著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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