【仮想OS】Windows上にてHyper-Vを有効化してからUbuntuをインストールする手順等とHyper-Vのメモリ設定について~画面キャプチャ有り


概要

  • Windows上でHyper-Vを有効化し、Ubuntuをインストールするまでを初めての方向けに画面キャプチャを多めに用意して、記事を記載しました。

環境

  • Windows10 Pro
  • CPU:Core i7 2.9GHz, メモリ:16GB
  • Hyper-V
  • Ubuntu 19.10

構築手順

Hyper-Vの有効化

  • Hyper-Vが有効化済みの場合、又は既にUbuntuがインストール済みの場合はスキップしてください。
  1. Windows10のPowerShellで以下コマンドを実行します。

    Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V -All
    
  2. OSを再起動します。

Hyper-VにUbuntuをインストール

  1. ツリーのマシン名を右クリック、「クイック作成」をクリックする。

  2. [仮想マシンの作成]画面が開かれるので、Ubuntuを選択(今回は19.10を選択)し、[仮想マシンの作成]ボタンをクリックする。

  3. 処理が起動

  4. 作成が完了

  5. 接続ボタンをクリック

  6. 起動ボタンをクリック

  7. OS選択画面が表示されるので、Ubuntuを選択し、Enterキーを押下します。

  8. 設定ウィザードが起動します。

  9. 言語として日本語を選択します。

  10. キーボードとして、日本語-日本語を選択します。 環境により、適切なものを選択してください。

  11. ロケーションとして、東京を選択します。環境により、適切なものを選択してください。

  12. ユーザ名、コンピュータ名、パスワードを適宜、入力してください。

  13. システム設定が開始されます。

  14. 私の環境では、2分ほどで設定が完了しました。ユーザ選択画面に遷移したので、ユーザを選択します。

  15. ユーザー名、パスワードを入力します。

  16. OSが起動しました。オンラインアカウント情報の設定画面が表示されます。ここではスキップしました。

  17. Ubuntuの改善への協力画面が表示されます。 ここでは、[No]を選択しました。

  18. アプリケーションの位置情報利用サービスの許可設定画面が表示されます。ここでは、OFFとしました。

  19. 準備完了画面が表示されましたので、[Done]をクリック。

  20. OSの更新画面が表示されます。ここでは、[Remind Me Later]を選択し、ソフトウェア更新は後回しにしました。

  21. OSの起動が完了しました。お疲れ様でした!

Ubuntuのターミナルを起動する

  1. 左下のメニューボタンをクリックします。
  2. [Utilities]を選択
  3. ターミナルを選択
  4. ターミナルが起動します。

Ubuntuをシャットダウンするには

  • 電源ボタンクリックする方法と、ターミナルにてシャットダウンコマンドを実行する方法を記載します。

電源ボタンクリックする方法

  1. 画面右上の電源ボタンをクリックすると、さらに電源ボタンが表示されますので、クリックします。
  2. [Power Off]ボタンをクリックします。

ターミナルを起動して、シャットダウンコマンドを実行

  1. 上述の手順通り、ターミナルを起動します。
  2. 以下コマンドを実行します。

    • シャットダウンする場合
    shutdown -h now
    
    • 時間を指定してシャットダウンしたい場合は、now の代わりに時間を指定します。(例:17時30分の場合、17:30)
    shutdown -h 17:30
    
    • OSを再起動する場合、 -rオプションを指定します。
    shutdown -r now
    
  3. その他のオプションについて

Hyper-Vのメモリ設定について

  • 初期設定のメモリ設定で、OSの挙動が重たいと感じた場合は、以下の手順でHyper-VでOSに割り当てているメモリの設定値を増やしてください。
  • 当然の話ですが、ホストPCのメモリより大きい値は設定できません。
  1. Hyper-Vマネージャを起動します。対象のOSを選択。状態が[オフ]状態であることを確認します。
  2. [設定]をクリックして起動します。設定画面において、メモリの設定値を変更してから、[OK]ボタンをクリックします。