インストールしたてのWindowsにNeovimとVim-plugをGUIベースでインストールする


用意するもの(1-1~1-3までは必須)

1-1.nvim-win64.zip (https://github.com/neovim/neovim/releases)

上記webサイトにアクセス。下にスクロールしていって「NVIM 0.X.X」というのが見つかったら、「Release Notes」という項目の下にある「Assets」をクリック。(下の画像の赤枠)

そしてクリックして出てきたところから「nvim-win64.zip」をクリック。(下の画像の赤枠)

ダウンロードした「nvim-win64.zip」を解凍。

1-2.Vim-plug(plug.vim) (https://github.com/junegunn/vim-plug)

上記webサイトにアクセス。右の方にある黄緑色の「Clone or Download」をクリック、「Download ZIP」をクリック。
ダウンロードした「vim-plug-master.zip」を解凍。

1-3.Git for Windows (https://git-scm.com/download/win)

上記webサイトにアクセス。すると自動でインストーラのダウンロードが始まる。始まらない場合は「64-bit Git for Windows Setup」をクリックしてダウンロードする。
ダウンロードした「Git-x.xx.x-64-bit.exe」をダブルクリック。ウィザードは下記webサイトの通りにすると良い。
https://qiita.com/toshi-click/items/dcf3dd48fdc74c91b409

1-4(必要な場合).Microsoft Visual C++ (https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2977003/the-latest-supported-visual-c-downloads)

上記webサイトにアクセス。下にスクロールしていって「vc_redist.x64.exe」をクリック(下の画像の赤枠)

ダウンロードした「vc_redist.x64.exe」をダブルクリック。ウィザードに従う。

インストールとセットアップ

2-1.neovimのインストール

1-1で解凍してできたフォルダの中の「Neovim」フォルダを新しいウィンドウでエクスプローラーを開いて、左側から「C:」(cドライブ)を見つけてクリック、そして「Program Files」をクリック、そしてそこに「Neovim」フォルダをドラッグ&ドロップする。

もしくは

新しいウィンドウでエクスプローラを開いて、下の画像の赤枠をクリックすると下の画像の下の方のようになるので、そこに「C:\Program Files」これをコピー&ペーストする。そこに「Neovim」フォルダをドラッグ&ドロップする。

そしてNeovimフォルダをクリック、「bin」フォルダをクリック、中にある「nvim-qt.exe」を選択し右クリックしてショートカットを作るをクリック、できたショートカットをデスクトップにドラッグ&ドロップする。起動するときはこのショートカットをダブルクリックする。

次にコントロールパネルを開いて、「コントロールパネル>システム>システムの詳細設定」もしくは、「コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム>システムの詳細設定」に行き、出てきたウィンドウの「環境変数」をクリックし、上の枠の中の「Path」と書いてあるところを選択し、「edit」を選択、「new」を選択、出てきた枠に「C:\Program Files\Neovim\bin」これをコピー&ペーストする。
そして出ている3つのウィンドウをすべて「OK」をクリックする。

2-2.vim-plugのインストール

1-2で解凍してできたフォルダを開く。新しいウィンドウでエクスプローラーを開いて、2-1で「C:\Program Files」をコピー&ペーストしたところに「C:\Users\自分のユーザーネーム\AppData\Local」を入力して、開いたフォルダの中に右クリックでnvimという新しいフォルダを作成する。
できたら「nvim」フォルダをクリックし、そのフォルダ(nvimフォルダ)の中にまた右クリックでautoloadという新しいフォルダを作成する。「autoload」フォルダに、1-2で解凍してできたフォルダの中にある「plug.vim」をドラッグ&ドロップする。
そしてひとつ上のフォルダ(つまり「nvim」フォルダ)の中に右クリックでinit.vimという新しいファイルを作成する。これがneovimの設定ファイルになる。

2-3.init.vimを書く

自分のinit.vimがない場合は、下記のwebサイトを丸パクリしてみましょう。自分好みのinit.vimは丸パクリから始まります。

https://qiita.com/iwaseasahi/items/0b2da68269397906c14c
https://qiita.com/morikooooo/items/9fd41bcd8d1ce9170301
https://qiita.com/ahiruman5/items/4f3c845500c172a02935

ほとんどの場合init.vimはVim用の設定ファイルvimrcと同じことを書いてもうまくいきます。
上記webサイトの記述に加えneovimにはプラグインというものがあり、vim-plugはプラグイン管理用のツールです。(vim-plugなどのプラグイン管理ツールを使うと簡単にプラグインを入れたり、外したりすることができる。)
有名なプラグインの場合、基本的にはvim用であってもneovimでも同じように使える事がほとんどです。vim-plugの使い方(init.vimの書き方)は下記webサイトを参考にどうぞ。

https://haiju.hatenablog.com/entry/2016/03/13/125038
https://qiita.com/b4b4r07/items/fa9c8cceb321edea5da0

基本は、

call plug#begin(プラグインをインストールするフォルダ)

インストールしたいプラグインのgithubのリポジトリを指定 作者名/プラグインの名前

call plug#end()

で、init.vimをセーブしたらneovimを開いて、「Esc」もしくは「 Ctrl + [ 」を押してから「 Shift + : 」を押し、PlugInstallと入力してください。プラグインのインストールが始まります。(PとIは大文字)
他のプラグイン管理ツールよりもvim-plugはものすごくinit.vimの記述がシンプルで簡単だと僕は思います。

参考にもならないかもしれないが一応サンプルのinit.vimを下に書いておきます。(ほとんど素のneovimに近い)下のをすべてinit.vimにコピー&ペーストしてうまく起動するかやってみてください。

set number
set noswapfile
set termguicolors

call plug#begin('C:\Users\ユーザーネーム\AppData\Local\nvim\plugged')
Plug 'cocopon/iceberg.vim'
Plug 'cohama/lexima.vim'
Plug 'itchyny/lightline.vim'
Plug 'thinca/vim-quickrun'
call plug#end()

colorscheme iceberg

let &t_8f="\<Esc>[38;2;%lu;%lu;%lum"
let &t_8b="\<Esc>[48;2;%lu;%lu;%lum"
set termguicolors

set laststatus=2

let g:lightline = {
      \ 'colorscheme': 'wombat'
      \ }

5行目のカッコの中のユーザーネームのところは自分のユーザーネームを入れて、もしほかのところにインストールしたい場合はその場所のPathを()の中に書いてください。
それで、デスクトップにあるショートカットをダブルクリックして起動し、「Esc」もしくは「 Ctrl + [ 」を押してから「 Shift + : 」を押し、PlugInstallと入力する。
インストールが終わったら「 Shift + : 」を押しqと入力、もう一度「 Shift + : 」を押しqと入力、そうするとアプリケーションが終了するので、もう一度デスクトップにあるショートカットをダブルクリックすると、

できました。

3-1.neovimが起動しない場合

neovimがうまく起動しない場合は、1-4を行ってみてください。
僕の確認した環境(NVIM 0.3.8)では、1-4がインストールされていないと、アプリケーションエラー0xc000007bがでました。