【Laravel環境構築】MAMPを使って開発環境構築


はじめに

 環境構築は我々初心者に立ちはだかる最初にして最大の壁だと思いますが、MAMPを使うことで簡単に環境構築ができます。
 今回はLaravelの環境構築をやっていこうと思います。

Laravelプロジェクト作成

 まずは任意のフォルダにLaravelをインストールしていきましょう。
今回は、アプリケーション>MAMP>htdocsディレクトリの中にインストールしていきます。ターミナルを開いてこのように入力してください。

$ cd /Applications/MAMP/htdocs
$ composer create-project laravel/laravel example-app

 これでLaravelをインストールすることができます。必ずインストールしたいディレクトリに移動しておくことを忘れないようにしましょう!

次に、MAMPのドキュメントルートを設定します。
左上のPreferencesをクリックしてください。

次に、ServerのChoose...をクリックして、先ほどインストールしたLaravelのpublicディレクトリを選択してください。

 これで設定は完了です。http://localhost:8888/ をクリックするとLaravelのトップページが開きます。

データベース設定

 次にデータベースを作成します。phpmyadminでデータベースを作成しましょう。MAMPトップページの左上にあるToolsというドロップダウンメニューからphpmyadminが選択できます。データベース名はなんでもいいです。このとき、まだテーブルは作らないようにしましょう。

 データベースが作成できたらLaravelの設定を変更していきます。まずは.envファイルを変更します。このように変更してください。


DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=8889
DB_DATABASE=先ほど作成したデータベース名
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=root
DB_SOCKET=/Applications/MAMP/tmp/mysql/mysql.sock

ユーザーネーム・DB_SOCKETなどはMAMPのトップページから確認できます。
次にconfig/database.phpファイルを変更します。
46行目あたりにmysqlの設定が書かれていますのでここを変更します。

config/database.php
 'mysql' => [
            'driver' => 'mysql',
            'url' => env('DATABASE_URL'),
            'host' => env('DB_HOST', '127.0.0.1'),
            'port' => env('DB_PORT', '8889'),
            'database' => env('DB_DATABASE', '先ほど作成したデータベース名'),
            'username' => env('DB_USERNAME', 'root'),
            'password' => env('DB_PASSWORD', 'root'),
            'unix_socket' => env('DB_SOCKET', ''),
            'charset' => 'utf8mb4',
            'collation' => 'utf8mb4_unicode_ci',
            'prefix' => '',
            'prefix_indexes' => true,
            'strict' => true,
            'engine' => null,
            'options' => extension_loaded('pdo_mysql') ? array_filter([
                PDO::MYSQL_ATTR_SSL_CA => env('MYSQL_ATTR_SSL_CA'),
            ]) : [],
        ],

このように変更してください。
これで設定は完了です。

マイグレーション実行

 あとはLaravelのマイグレーションを実行すればテーブルが作られます。
Laravelプロジェクトのディレクトリに移動してから、ターミナルで次のようにコマンド入力してください。

$ php artisan migrate

これで完了!ようやくLaravelでの開発が進められます!