初めてのMAMP【アプリ作成からサーバー起動まで】


PHP学習時(主にlaravel使用)に利用しているMAMPのアプリデータ保存〜サーバー起動まで

MAMPのインストールについては 公式サイト もしくは 参照記事 をご参照ください。

作業一覧

  1. MAMPにファイルを保存
  2. Apachの設定(初回のみ) VScode使用
  3. Apachの設定(新規アプリ追加時) VScode使用

今回の作業では、以下のものを使用しています。
・テキストエディタ = VScode
・コマンドライン = ターミナル

事前準備

MAMPを起動しておきましょう。
一番右のアイコン「start servers」を押してサーバーを起動し、下図のように「stop servers」に変わったことを確認してください。右上のApache ServerとMySQL Serverも緑色に点灯します。

1.MAMPにファイルを保存

まずは新規アプリのファイル(フォルダ)をMAMPに保存します。

すでにindex.phpなどのテキストファイルやlaravelappなどのアプリケーションフォルダを作成済の方は、Finderを開いて、htdocsディレクトリに移動させるだけです。

アプリケーション > MAMP > htdocs > ここに追加⬅︎

まだ新規ファイル(フォルダ)のない方
-ファイル作成なら

vscodeでhtdocs以下にindex.phpなどを作成しましょう。 
 

-アプリケーションフォルダ作成なら(推奨)

ターミナルでhtdocsに移動して、laravel newコマンドを実行しましょう。
注意:Applicationの前に/を忘れずにつけましょう!

ターミナル
$ cd /Applications/MAMP/htdocs
$ laravel new <アプリ名>

2.Apachの設定(初回のみ) VScode使用

この作業は初回のみ行います。

2-a. apacheの設定ファイルhttpd.confを開きます。


575行目あたりにある以下文のコメントアウトを外してください。

httpd.conf
# Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

⬇︎ コメントアウトを外す ⬇︎

Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf
2-b. httpd-vhosts.confを開きます。


27~42行目あたりまでの以下2ブロックすべてのコメントアウトと、追記を行ってください。

httpd-vhosts.conf

⬇︎ 2つともコメントアウト ⬇︎

#<VirtualHost *:80>
#    ServerAdmin [email protected]
#    DocumentRoot "/Applications/MAMP/Library/docs/dummy-host.example.com"
#    ServerName dummy-host.example.com
#    ServerAlias www.dummy-host.example.com
#    ErrorLog "logs/dummy-host.example.com-error_log"
#    CustomLog "logs/dummy-host.example.com-access_log" common
#</VirtualHost>


#<VirtualHost *:80>
#    ServerAdmin [email protected]
#    DocumentRoot "/Applications/MAMP/Library/docs/dummy-host2.example.com"
#    ServerName dummy-host2.example.com
#    ErrorLog "logs/dummy-host2.example.com-error_log"
#    CustomLog "logs/dummy-host2.example.com-access_log" common
#</VirtualHost>

⬇︎ その下に追記 ⬇︎

<VirtualHost *:80>
    DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs"
    ServerName localhost
</VirtualHost>

3.Apachの設定(新規アプリ追加時) VScode使用

この作業は新規アプリ作成の度に行ってください。

httpd-vhosts.confを開きます。

2-bと同じファイルです。つづけて作業される方はそのままお進みください。)

ファイルの一番下に以下を追記してください。

httpd-vhosts.conf
⬇︎ 一番下に追記 ⬇︎

<VirtualHost *:80>
    DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs/<アプリ名>"
    ServerName <アプリ名>
</VirtualHost>

# 補足
# 新規アプリごとに<virtualHost></VirtualHost>の記述を追加してください。
# DocumentRoot = アプリへのパス(保存されているアプリの場所)
# ServerName = ドメイン名(localhost/<ここにくる名前>)

設定ファイル編集後は必ずサーバーを再起動しましょう。(MAMP)

以上で作業は終了です。

最終確認

プラウザで『localhost』とだけ入力し確認しておきましょう。
以下のように作業1htdocsに追加したファイル(フォルダ)の一覧が表示されれているはずです。

ここで参考用に追加したsampleappというアプリケーションフォルダを開いてみます。(クリックで開く)すると以下のように表示されました。

プラウザのURLはこのようになっています。

実は、この状態ではまだトップページが表示されていません。
URLの末尾にpublicを追記しましょう。以下がsampleappのトップページです。

次回はURLの末尾にpublicを追記しなくても、localhost/アプリ名の状態でトップページが表示されるように切り替える方法をお伝えします。

参考資料

Terminal でのApplicationsフォルダについて 【APPLE公式サイト】