「発売記念開催!GR-CITRUSでIoTワークショップ」参加 [1/2]


「発売記念開催!GR-CITRUSでIoTワークショップ」参加記

2016年11月19日(土)に開催された「発売記念開催!GR-CITRUSでIoTワークショップ」(東京会場)に参加してきた。

参加してみようと思ったのは次のことから

  • GR-CITRUSが小さく、Wi-Fi+microSDアダプタ(WA-MIKAN)をドッキングさせるができる
  • Ruby(mruby)でプログラミングできる

Paspberry PiやBeagle Bone Blackなどでは主にPythonを使っており、そちらの方が慣れているのだが、mrubyにも興味があり機会を待っていたのだ。


ワークショップの会場へ

がじぇるねのイベントに参加するのは初めて、会場(ルネサス半導体トレーニングセンター)のある豊洲フォレシアに入り担当の方から渡されたカードをゲート(≒自動改札)にタッチし、エレベータで上の階へ

会場はセミナールームらしくたくさんの机とイスが並んでおり、空いていた席につく。ノートパソコンは取り出したところで机にテーブルタップがないことに気付き、テーブルタップのある机に移動した。室内のWi-Fiが利用可能で、プロジェクタで映し出されたパスコードを入力する。そして、GR-CITRUSのセットとUSBケーブルを借り、ワークショップの準備が整った。


▲GR-CITRUS(上)とWA-MIKAN(下)のセット


ワークショップ開始

ワークショップは「GR-CITRUS IoTワークショップ 進行(2016/11/19)」に従って進んでいくとのこと

1.プログラミング環境セッティング(無線LAN、Rubicセットアップなど) 

手順はGR-CITRUS 特設 Rubicではじめよう!(Ruby編)を参照

MacBook ProにあらかじめChromeをインストールしておいたので、Rubic(Chromeアプリ)をインストール


▲GR-CITRUSをUSBケーブルで接続、LEDが点灯したのでGR-CITRUSのファームが起動したことがわかる

ボードとポートの指定でつまづく

接続先の選択肢に「/dev/tty.usbmodem1.1 」が出てこない…

USBデバイスがあることすら認識されていないようだ。抜いたり挿したり、USBポートを変えてみたり、再起動してみたりといろいろやってみたけどダメ

GR-CITRUSの不良?も疑い、交換してもらったのだが、それでもダメ

つながらなくてじたばたしていたとき、ワークショップは1.a.Rubyではじめるプログラムに進んでいた

どんどん遅れていく…

バッグの中にモバイルバッテリーと一緒にUSBケーブルを入れていたことを思い出し、試しにケーブルを交換してみる

でた!

ケーブルのせいだったのか、借りたケーブルの線が細かったからだろうか?

遅れを取り戻そう

ここから遅れを取り戻すべく、急いで作業を進める


1.a.Rubyではじめるプログラム

Rubic上でLED点滅プログラムを入力し、転送

10.times do
    led 1
    delay 100
    led 0
    delay 100
end

無事、LEDが点滅した。

ようやく今日のメインテーマであるセンサデータの取得と表示へ
これは仕事でもやったことがあるので、お手の物である。

センサ、ブレッドボード、ジャンパ線を借りにいき、さっそく取りかかる。


1.b.Rubyでセンシング

フォトトランジスタを使った明るさの測定


▲GR-CITRUS単体をブレッドボードに挿して、フォトトランジスタを所定のピンに差し込み、USBケーブルをつなぐ

まだ遅れているので、プログラムをRubicにコピペ(^^;)

usb = Serial.new(0)
pinMode(14, 2) #INPUT_PULLUP
100.times do
    usb.println(analogRead(14).to_s)
    delay(100)
end


▲ウィンドウの下部に数値が表示された。センサを手で覆ったり離したりして変化を見る。明るい方が値が小さい。

(続く)