Raspberry Pi4 + openSUSE (Leap 15.2)
はじめに
2020/12/09 日時点での内容です。
Raspberry Pi 上で動作する OS は色々ありますが、今回は openSUSE Leap 15.2 をインストールしてみました。
自分自身への覚え書きでもありますが、ご覧いただいた方への参考情報となれば幸いです。
1.イメージのダウンロード
元ネタ URL https://en.opensuse.org/HCL:Raspberry_Pi4
今回は、最低限のものしか入っていない JeOS を使いました。
個人的な感想ですが、いきなり全部入りから始めるよりも、JeOS から順にアップデートや必要なパッケージをインストールした方が手堅いように思います。
2.MicroSD への書き込み
ダウンロードした xxx.raw.xz を unxz して xxx.raw にします。その raw イメージを、Micro SD へ書き込みます。
DD for windows とか、イメージがそのまま書き込めるツールであれば何でも良いと思いますが、僕は USBImageTool で MicroSD へ書き込みました。
3. MicroSD からの起動
書き込んだ MicroSD をラズベリーパイに差し込み起動します。
ユーザ名:root パスワード:linux で、ログインします。
4.アップデート
なにはともあれ、最新のパッケージバージョンにする。
JeOS のイメージに含まれるものが最新パッケージとは限らないので、余計な bug を踏まないためにも、まずはアップデートします。
IP アドレスを振り、デフォルトルータを設定し、/etc/resolv.conf に DNS の設定を加えたのちに zypper を実行
# zypper up
5. 追加パッケージ_GUI 環境
私は gnome を使いたかったので gnome を追加インストールしました。
gnome を入れる、依存関係も含めて 1550 ものパッケージがリストアップされ、私の環境では、ダウンロードとインストールに2時間近くかかりました。
まあ、ダウンロードにかかる時間はネットワークの速度に依存しますが・・・
# zypper search -t pattern gnome
Loading repository data...
Reading installed packages...
S | Name | Summary | Type
--+-------------+-------------------------------------+--------
| devel_gnome | GNOME Development | pattern
| gnome | GNOME Desktop Environment (Wayland) | pattern
| gnome_basic | GNOME Desktop Environment (Basic) | pattern
| gnome_x11 | GNOME Desktop Environment (X11) | pattern
#
# zypper in -t pattern gnome
インストール完了後、システムの環境を CUI から GUI へ変更します。
# systemctl set-default graphical.target
6.その他
後は、お好みに応じてパッケージをインストールしていきます。
例えば C コンパイラが欲しいときに zypper in gcc でも良いのですが、コンパイラ以外に make も欲しくなるのが普通かと思います。
1つ1つインストールするのは面倒なので、パターンでインストールするのがおすすめです。
zypper search -t pattern で、パターンの一覧がリストされます。
# zypper search -t pattern
リポジトリのデータを読み込んでいます...
インストール済みのパッケージを読み込んでいます...
S | 名前 | 概要 | 種類
---+------------------------------+----------------------------------------------------+---------
| 32bit | 32-Bit Runtime Environment | パターン
| apparmor | AppArmor | パターン
i | base | Minimal Base System | パターン
| books | Documentation | パターン
| ceph_base | Ceph base | パターン
... 後略 ...
例えば C の開発環境が必要なら以下のように devel_C_C++ を入れるなど
# zypper in -t pattern devel_C_C++
Author And Source
この問題について(Raspberry Pi4 + openSUSE (Leap 15.2)), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/takimai39/items/137932c0fdee7d58170a著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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