puppeteer-coreとMacにインストール済みのChromeを使って自動操作
いわゆる「ぐぐれかす」をPuppeteerで作って練習したときのメモ
インストール済みのChrome for Macを使うには?
puppeteer標準でChromiumブラウザがくっついてくるが、Chromiumダウンロードめっちゃ時間がかかるので、とりあえず手元にChromeをインストール済みなら、それを使って自動操作をしたい。
puppeteer-core を使って、手持ちのChromeのゲストセッションを開くには?と調べたら、issueで質問 してる人がいて、「公式Docに書いてるでしょ」って書いてたw
Macだったら
const launchChrome = puppeteer.launch({
// MacにインストールされているChromeを使う。
executablePath: '/Applications/Google Chrome.app/Contents/MacOS/Google Chrome',
});
これでよさそう。
(2021.08.05 追記) Puppeteer 10.2以降であれば、もっと簡単にかけます!
const launchChrome = puppeteer.launch({
// MacにインストールされているChromeを使う。
channel: 'chrome',
});
ゲストセッションを開くには?
デフォルトでゲストセッションが開く?よくわからないけど、なんとなく
const launchChrome = puppeteer.launch({
// MacにインストールされているChromeを使う。
channel: 'channel',
args: [
// ゲストセッションで操作する。
"--guest",
],
});
こんな感じで指定しておくとよさそう?
普段ブラウザを使うように、ウインドウを開くには?
これは、launchオプションと、pageのsetViewportの両方の指定が必要。
const launchChrome = puppeteer.launch({
// MacにインストールされているChromeを使う。
channel: 'chrome',
// ブラウザ画面を表示しながら(ヘッドレスモードを無効にする)。
headless: false,
args: [
// ゲストセッションで操作する。
"--guest",
// ウインドウサイズをデフォルトより大きめに。
'--window-size=1280,800',
],
});
launchChrome.then(async (browser) => {
// 大抵のサンプルコードはここで単純に browser.newPage() しているだけのものが多いが、
// ブラウザを開いたときにすでに1つタブが開いている場合には、2つ目のタブが開いてしまう。
// それを防ぐため、すでにタブが開いている場合にはそれを使うようにする。
const page = (await browser.pages())[0] || (await browser.newPage());
await page.setViewport({ width: 1280, height: 800 });
})
デフォルトだと、ウインドウサイズが少し小さい。なので、1280x800に指定している。
あと、多くのサンプルコードでは無造作に browser.newPage()
しているが、自分の場合にはなぜかタブが2つ開いてしまったので、すでにタブが開いていたらそれを使うようなロジックにしてみた。
キーボードの打鍵速度を人間味のあるスピードにするには?
全体的にゆっくりめに操作をしたい場合
puppeteer.launch()
に slowMo
オプションを指定すれば良い。
体感的には、50〜100くらいを指定するのがよさそう。
一部の操作だけゆっくりめに操作したい場合
page.click
や page.type
などのメソッドには delay
オプションがある。
たとえば、先の「ぐぐれかす」で、検索キーワード入力部分に delay: 200
(5キー/sec)を指定すると
await page.type("input[name='q']", searchKeyword, { delay: 200 });
こんなかんじで、ゆっくりキーワードが入力される。
まとめ
基本的な操作方法はぐぐればでてくるし、 api.md みればAPI仕様もシンプルにわかる。
なんだけど、puppeteerはChromiumブラウザのダウンロードが遅い!!ので、puppeteer-coreと手持ちのChromeを使ってサクッと自動操作する方法をまとめてみました。
ソースコードは↓にまとめてあります。
https://github.com/YusukeIwaki/ggrks-puppeteer
Author And Source
この問題について(puppeteer-coreとMacにインストール済みのChromeを使って自動操作), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/YusukeIwaki/items/e8e197ddcdf7f7f3013b著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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