Ruffle を使って「おもしろフラッシュ倉庫」を復活させる


はじめに

Flash Playerの終了でFlash不足の紳士淑女に朗報です!
ruffleを使えばあの懐かしFlashが蘇ります!
しかも無料です!

いいからさっさとFlashを見せろという方はこちら
公開は終了しました<(_ _)>

救世主「ruffle」

海外の有志によって開発されたFlashPlayerエミュレーターです。
こいつを使えば Flash黄金時代復活は間違いなしです。

中身はRust言語、WebAssemblyで動くためiPhone・Androidでも動作します。
3種類の利用方法が提供されているため、環境に合わせてチョイスしましょう。

  • ウェブサイト管理者がサイトに埋め込む(サイトの管理者向け)
  • 利用者がブラウザ拡張機能としてインストールする(サイトの利用者向け)
  • デスクトップアプリとしてインストールする(ローカル向け)

今回はおもしろフラッシュ倉庫の復活が目標なので 1 の埋め込み方式です。
拡張機能方式の場合はこちらが参考になります。
おまけで書きました!!

ウェブサイトにJavaScriptを一行追加するだけ

手順は一般的なJavaScript追加と同じで

  1. ruffleの公式サイトから「Self Hosted」をダウンロード
  2. 解凍して必要なファイルをサーバにアップロード
  3. Flashのあるページにscriptタグを埋め込む

だけです!
元々あるFlashに設定を入れたり、変換したりは不要です。
では実際にやってみます。

1.「Self Hosted」をダウンロード

https://ruffle.rs/#releasesの「Self Hosted」と書かれたリンクからファイルをダウンロードします。
毎日リリースされているので最も新しいファイルを選びましょう。

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2. サーバにアップロード

ダウンロードしたZIPファイルを解凍して、必要なファイルをFlashのあるサーバにアップロードします。
Flashとは別サーバ(別ドメイン)でも動きますがCORSが必要になります。

必要なファイル
bf4d4f25e545c29722d2ab3143ad22e4.wasm  # ランダムのため.wasmで探す 
ruffle.js

3.scriptタグを埋め込み

Flashがあるページの<body>直下に先ほどアップロードしたscriptを埋め込みます。
~.wasmruffle.jsから呼ばれるため不要です。

<script src="https://【ドメイン】/ruffle.js"></script>

4. Flashを楽しむ

タグの埋め込みが終わればあとは煮るなり焼くなりお好きに!!

復活したおもしろフラッシュ倉庫はこちらから
※利用ストレージの関係で期限付き公開です。
公開は終了しました<(_ _)>

蛇足

最近のモニタだと相当荒く表示されるかと思ったけど、きれいに表示された。
Adobe系で使われるベクター形式という拡大縮小に強い形式とのこと。(SVGと同じ感じ)

※画像は4Kモニタで表示した場合(クリックで原寸大)

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おまけ

いろいろな人が見ていただけているので、拡張機能の方法も紹介します。
手順はChrome向けとなります。(Firefoxはこっち

  1. ruffleの公式サイトから「Browser Extension」をダウンロードして、適当な場所に解凍
  2. デバックモードを有効にしてインストール

1.「Browser Extension」をダウンロード

https://ruffle.rs/#releasesの「Chrome / Edge / Safari」と書かれたリンクからファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルは適当な場所に解凍します。

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2. デバックモードでインストール

chrome://extensions/を開いて、右上のデバックモードを有効にします。
「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」というボタンが出現するので押します。

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解凍したフォルダを選択します。(画像の状態です)

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こんな感じでRuffleがインストールされたらOKです。
エラーが起きた場合は一つ前のバージョンで試すと良いかもです。

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3. Flashを楽しむ

あとはFlashのあるページを表示するだけです!!
この方法であれば管理下にないファイルも自由に楽しめます!!!

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