Google Apps ScriptのランタイムにV8が採用された話


GASでES2015が使えるようになったらしい

以下のページを見ると、ランタイムとしてV8が使えるようになったっぽいです。
Google公式発表

V8ランタイムが使えるようになったということは、ついにGASにES2015が来たということです。
早速使ってみましょう。

プロジェクトを作成して、マニフェストファイルに"runtimeVersion": "V8"を追加しましょう。

appsscript.json
{
  "timeZone": "Asia/Tokyo",
  "dependencies": {
  },
  "exceptionLogging": "STACKDRIVER",
  "runtimeVersion": "V8"
}

とりあえず、class構文を使ってみましょう。

コード.gs
class Rectangle {
  constructor(height, width) {
    this.height = height;
    this.width = width;
  }

  get area() {
    return this.height * this.width;
  }
}

function myFunction() {
  const rec = new Rectangle(100, 200);
  Logger.log(rec.height);
  Logger.log(rec.width);
  Logger.log(rec.area);
}

おぉー、使えた。

まとめ

GASが便利になった