Google Tag ManagerでPV数をCookieに保持しておくととっても便利な話


PV数を保存しておくと美味しい

広告の最適化等でかなり役に立ちます。マイクロコンバージョンとして送るも良し、リマーケティングタグの発火条件に設定するも良し。このあたりの広告の最適化方法はまた後日紹介します。

設定概要

Google Tag Managerを使って、CookieにPV数を保存しておきます。Cookieを使う理由は期限があるため。期限を30分後にしておくと、Google Analyticsのセッションに近い形で値を保持しておくことが出来ます。もし期限付けず、ブラウザ単位での累積のPV数が良ければlocal Storageを使う事をおすすめします。

設定方法

新規タグで、カスタムHTMLを選択して以下のコードを挿入します。

<script>
(function () {
  var count = 0;
  var cookies = document.cookie; 
  var cookiesArray = cookies.split(';'); 
  for (var i = 0; i  < cookiesArray.length; i++) { 
    var cArray = cookiesArray[i].split('='); 
    if( cArray[0].trim() == 'pvCounter'){ 
      count = Number(cArray[1]);
    }
  }
  var halfHourAfter = new Date(+new Date() + (30 * 60 * 1000));
  document.cookie = 'pvCounter=' + String(++count) + "; path=/; expires=" + halfHourAfter;
}());
</script>

発火のトリガーは基本「All Page」で良いと思いますが、商品ページのPV数をカウントしたい場合等は、このタグが商品ページのみで発火させるようにトリガーにすると良いです。

動作確認

Google ChromeのデベロッパーツールからCookieを調べます。
ちゃんと値が入っており、パスと期限が設定した通りになっていればOKです。


※試しにQiitaのページのコンソールでJSを走らせてテストした結果のスクショ。

使い方