Macからssh接続でvirtualbox上のcentos6に接続する


環境

ゲストOS : CentOS6
ホストOS : MacOS Catalina

流れ

①virtualboxの設定でネットワークを開く

・以下で設定。
割り当て : ホストオンリーアダプター
・名前の確認
名前:vboxnet0

②centosを起動

③centos上のネットワークを確認

centos上でip aでネットワークの確認。
私の設定の場合、①の設定によりeth2が追加されたことを確認したが、eth2にipアドレスが設定されていなかった。
なぜeth1でなく、eth2であったのかは不明。。

> ip a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN 
------省略---------
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP qlen 1000
    inet 10.0.2.15/24 brd 10.0.2.255 scope global eth0
    inet6 fe80::a00:27ff:fe84:eb71/64 scope link 
3: eth2: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP qlen 1000
 ↑ipアドレスの記載なし

④eth2にIPアドレスを設定する。

手動で設定していく。
⑴/etc/sysconfig/network-scripts/以下にeth2用の設定ファイルを追加する。/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0はあるものの/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth2がなかったため、ifcfg-eth0ファイルをコピーした。

> cd /etc/sysconfig/network-scripts/
> ls
ifcfg-eth0      ifdown-ippp    ifup-aliases    ifup-ppp
ifdown-ipv6     ifup-bnep      ifup-routes     ifdown-isdn
ifup-eth        ifup-sit       ifdown-post     ifup-ippp
ifup-tunnel     ifdown-ppp     ifup-ipv6       ifup-wireless
ifcfg-lo        ifdown-routes  ifup-isdn       init.ipv6-global
ifdown          ifdown-sit     ifup-plip       net.hotplug
ifdown-bnep     ifdown-tunnel  ifup-plusb      network-functions
ifdown-eth      ifup           ifup-post       network-functions-ipv6
↑ ifcfg-eth2のファイルがない。

> cp ifcfg-eth0 ifcfg-eth2

⑵macのネットワーク状況を確認。
ターミナル からifconfigで、virtualboxのネットワークで設定した名前(vboxnet0)のネットワークアドレスを確認。IPアドレスとサブネットマスクから導きました。
IPアドレスが192.168.56.1/24であった場合、192.168.56.0がネットワークアドレスになる。

⑶先ほどコピーしたifcfg-eth2のファイルを正しい内容に変更。
このままでは、ifcfg-eth0のファイルと全く同じなので!

変更前
DEVICE=eth0
HWADDR=************
TYPE=Ethernet
UUID=************
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=dhcp

↓以下に変更

変更後
DEVICE=eth2
# HWADDR=************ コメントアウト
TYPE=Ethernet
# UUID=************ コメントアウト
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=ye
BOOTPROTO=none ←dhcpから変更
IPADDR=192.168.56.2 ←追加
PREFIX=24 ←追加

・DEVICEはeth2に指定(ここは、先ほどip aでeth2が新しく追加されていたので、それに合わせる)
もしip aでeth1などが出力さていたなら、出力されたデバイス名を記入する
・BOOTPROTOをdhcpからnoneに変更することで自動でipアドレスが割り振られないようにする。
・IPADDRに⑵で確認したネットワークアドレスに割り振り可能なアドレスを追加する。macで192.168.56.1を使用していたため、192.168.56.2に設定。
PREFIXは⑵で確認した数値と同じに設定。

⑤ネットワークを再起動して、ターミナル から接続完了!

centos6
service network restart
ターミナル

今回の設定について

・ホストオンリーアダプターについて
virualboxでホストオンリーアダプターを追加することでNICを増やした。ホストオンリーアダプターはホストOS(MacOS)とゲストOS(CentOS6)のみをつなげる設定で、外部に接続はできない。
・今回した接続方法
ホストOS側のNIC(今回の例で言えば、192.168.56.1)とゲストOS側のNIC(今回の例で言えば、192.168.56.2)を接続した。