【iOS】目的地の距離と方向を確認できるARアプリ作ってみた


作ったもの

どこだっけAR

表題の通り、ARで目的地の距離と方向を確認できるアプリです。フローとしては

  1. AR表示する目的地のアイコン画像を選択する
  2. 地図上で目的地の位置情報を設定する
  3. AR画面で表示する

とこんな感じです。

1. AR表示する目的地のアイコン画像を選択する

アイコンの選択、追加、削除ができます。アイコンはRealmで管理しています。
RealmのNotificationTokenを使うと、Viewの更新が下記のような感じにスッキリかけていいですね。

SelectARIconViewController.rb
    self.iconNotiToken = self.viewModel.icons.observe { [weak self] (changes: RealmCollectionChange) in
        guard let collectionView: UICollectionView = self?.collectionView else { return }
        switch changes {
        case .initial:
            break
        case .update(_, let deletions, let insertions, let modifications):
            collectionView.performBatchUpdates({
                collectionView.insertItems(at: insertions.map({ IndexPath(item: $0, section: 0) }))
                collectionView.deleteItems(at: deletions.map({ IndexPath(item: $0, section: 0) }))
                collectionView.reloadItems(at: modifications.map({ IndexPath(item: $0, section: 0) }))
            }, completion: { [weak self] _ in
                self?.setNoLabelHidden()
            })

        case .error(let error):
            fatalError("\(error)")
        }
    }

2. 地図上で目的地の位置情報を設定する

MapKitでユーザーの現在地と、設定したい目的地の位置情報を表示しています。
工夫した点ですが、ユーザーのアイコンを表示するには、MKMapViewのuserTrackingModeをfollowに設定すれば可能ですが、ユーザーの向きまでは表示してくれないです。followWithHeadingを指定すると向きが表示されますが、マップを移動したりするとすぐに向きの表示が消えてしまいます。(iOS標準のマップアプリでも同じような挙動でした。仕様?)
目的地の位置を設定する際にはユーザーの向きも表示した方がUX的にもいいと思ったので、MKAnnotationViewに向きの画像を設定して、方位角が変更されるたびにMKAnnotationViewのtransformのrotateを変更して実現しました。方位角の取得にはINTULocationManagerというライブラリを使用しています。

    self.headingRequestId = INTULocationManager.sharedInstance().subscribeToHeadingUpdates { [weak self] (heading, status) in
        guard let weakSelf = self else { return }
        if status != .success && heading == nil {
            return
        }
        let transform: CGAffineTransform = CGAffineTransform(rotationAngle: CGFloat(heading!.magneticHeading.radian))
        weakSelf.userLocationView.transform = transform
    }

3. AR画面で表示する

ARの表示はARKitを使用しました。目的地への距離と角度からAR空間に変換して表示しています。
座標計算に関しては記事が大変参考になりました。
https://qiita.com/k-boy/items/775633fe3fd6da9c5fb6

使用したツール

・Xcode10.1
・GitHub
・SourceTree
・Prepo
・Screenshot Designner
などなど

終わりに

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