Azure Active Directory B2Cを使いこなそう 第4回「ユーザーフローの日本語化」


連載予定

  1. Azure Active Directory B2Cの特徴と使いどころ
  2. 基本的な使い方(標準ユーザーフロー)を知る
  3. 基本的な概念(テナント、アプリケーション、ユーザー)を理解する
  4. ユーザーフローの日本語化
  5. ID プロバイダー(ローカルアカウント)
  6. ID プロバイダー(Googleアカウント)
  7. MSALとアクセストークンの検証方法
  8. Graph APIによるテナント操作
  9. 条件付きアクセスを使って環境に応じた認証を要求する
  10. 柔軟な認証フローを実現する:カスタムポリシー
  11. カスタムポリシーの開発環境を整える
  12. カスタムポリシーを自作する

ユーザーフローを日本語化する

第2回で作ったユーザーフローを日本語化してみましょう。
ポリシーのユーザーフローを選択し、第2回で作ったユーザーフローを選びます。

カスタマイズの言語を選びます。

言語のカスタマイズを有効化します。

日本語を選択して有効と既定を「はい」にし、保存します。

これだけでも日本語になりますが、細かいカスタマイズをしたい場合は、既定値をダウンロードして、修正したものをアップロードします。ファイルは以下のような感じです。

{
  "LocalizedStrings": [
    {
      "ElementType": "ClaimType",
      "ElementId": "UserId",
      "StringId": "DisplayName",
      "Override": false,
      "Value": "ユーザー名"
    },
    {
      "ElementType": "ClaimType",
      "ElementId": "UserId",
      "StringId": "PatternHelpText",
      "Override": false,
      "Value": "指定したユーザー名は無効です。"
    },

ユーザーフローを実行してみましょう。無事日本語化されていると思います。