自作キーボード4 基盤発注1
前回まででやっと基盤作成に必要な基盤レイアウト、配線が出来上がった。
色々PCB制作の価格比較をしていたところやはり、現実的には中国の業者じゃないととても払える金額ではないと分かった。
比較検討したところElecrowに発注することにした。
発注のために必要になるガーバーデータを出力する必要がある。
必要なファイルは全てKicadで出力可能。
出力設定は以下の通り。
KicadからPCBNewを開き、「ファイル」→「プロット」を開く。
ガーバーデータ出力設定画面
ドリルファイル出力設定画面
出力フォルダはKicadフォルダの下のplotというフォルダにまとめて出力している。
Elecrowへ発注準備
Elecrow発注向けにファイル名を変えてやる必要がある。
出力ファイル例 | Elecrow発注ファイル名変更例 |
---|---|
NAME-F.Cu.gtl | NAME.GTL |
NAME-B.Cu.gbl | NAME.GBL |
NAME-F.Mask.gts | NAME.GTS |
NAME-F.SilkS.gto | NAME.GTO |
NAME.drl | NAME.TXT |
NAME-Edge.Cuts.gm1 | NAME.GML |
NAME-B.Mask.gbs | NAME.GBS |
NAME-B_SilkS.gbo | NAME.GBO |
と変えてやり、zipファイルに固めて発注するのだが、
自分は何度も作り直し見積依頼する場面があったので、発注用ファイル名に変更するpythonスクリプトを作っておいた。
plotフォルダは以下のガーバーファイルとドリルファイル一式をelecrow発注用のファイル名に変更し、zipファイルで固めるところまでやる。
発注用ファイル名変更用pythonスクリプト
#!/usr/bin/env python3
# -*- coding: utf-8 -*-
import os
from os.path import splitext, dirname, join as pathjoin, basename, abspath
from glob import glob
from zipfile import ZipFile
getext = lambda x: splitext(x)[-1]
def elecrow(proj):
curdir = dirname(__file__)
plotdir = pathjoin(curdir, "plot")
outzip = pathjoin(curdir, "..", proj + ".zip")
with ZipFile(outzip, 'w') as z:
for n in glob(pathjoin(plotdir, "*")):
ext = getext(n)
if ext.upper() == ".TXT":
z.write(n, basename(n))
else:
if ext.upper() == ".GM1":
ext = ".GML"
elif ext.upper() == ".DRL":
ext = "-" + n.split("-")[-1].replace(ext, "") + ".TXT"
bn = proj + ext.upper()
out = pathjoin(plotdir, bn)
if n != out:
os.rename(n, out)
print("Renamed:", out)
z.write(out, arcname=bn)
print("Sucess upload zipfile for Elecrow:", outzip, sep="\n")
print("\nhttps://www.elecrow.com/pcb-manufacturing.html")
if __name__ == "__main__":
proj = basename(abspath(dirname(__file__)))
elecrow(proj)
左右2つのzipファイルを作成し、elecrowにアップロードして発注を依頼した。
いよいよ発注
注文は難しくなく、作ったzipファイルをアップロードし、支払い完了すればOK
https://www.elecrow.com/pcb-manufacturing.html
左右と送料込みで78ドル、日本業者で見積もったら4~6万だったので激安だ。
ちなみに送料は国際郵便で17ドルだったので、製造だけなら60ドルぐらい。
どうやら10分の1のコストという噂は本当のようだ。
出来上がりの品質が不安だが、つたない英語のやり取りを何度かしたが、メールのレスポンスも良く、丁寧な内容でかなり好感度は上がった。
支払いは日本円で指定することもできるが、Paypalやクレジットカードのドル払いの方が結構安かった。
日本円支払いの手数料取られすぎじゃね!?
あとは待つだけ。。本当にキーボード基盤として機能するのか不安
2、3週間後に基盤が到着するはずなので、ケース作成に向けて現物採寸が必要になるはずなので、
Amazonでノギスを注文
タックライフ(Tacklife) デジタルノギス DC01
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この問題について(自作キーボード4 基盤発注1), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/kirin123kirin/items/b3c2b41502a09f97743f著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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