URLの直打ち変更防止


そのままURLに直接打ち込む場合に他のログイン画面等へ遷移できてしまう。そういった直打ちという問題点を防止する必要がある。

今回はその直打ちの防止方法を記録する。

https://…….amazonaws.com/blogs/2/edit

上記のように2/editとURLへ記載する場合に、別のログインユーザーなどのアカウントへ行けてしまう。

実施方法

(1)対象のコントローラーのストロングパラメータ内にどういった処理をするのかを記載する。
(2)関連するcontrollerにbefore_actionを設定する。

具体例

(1)対象のコントローラーのストロングパラメータ内にどういった処理をするのかを記載する。

books_controller.rb
 def ensure_correct_user
    @book = Book.find_by(id: params[:id])
    if @book.user_id != current_user.id
    redirect_to books_path
    end
  end

上記のメソッドを対象のコントローラーに記載をする。その際注意点として、ストロングパラメータ内に記載する。

①def ensure_correct_user
 定義文def_endを用いてメソッドを作る

@book = Book.find_by(id: params[:id])
 ブックのidを見つけてくる

③if @book.user_id != current_user.id
 ifを用いて現在のログインしているユーザーと作成されたデータの持ち主の照合を行う。

④redirect_to books_path
正しいユーザーじゃないとトップページにリダイレクトされる。

(2)関連するcontrollerにbefore_actionを設定する。

books_controller.rb
 before_action :ensure_correct_user, only: [:edit, :update]

※before_actionメソッドは、このコントローラが動作する前に実行されます。
今回の場合、app/controllers/books_controller.rbファイルに記述したので、最初にbefore_actionメソッドが実行されます。

上記の記載では、[:edit, :update]のみログイン状態に関わらず、アクセス可能とするためのアクションを指定しています。このcorrect_userメソッドを上記のように設定すると、URL直打ちで対象ページに遷移しようとするとき、(ここではedit,updateアクション)正しいユーザーじゃないとトップページにリダイレクトされる。

またアクションが設定されていない場合の、ログイン認証が済んでいる場合には全てのページにアクセスすることができます。

※authenticate_userメソッドは、devise側が用意しているメソッドです。
:authenticate_user!とすることによって、「ログイン認証されていなければ、ログイン画面へリダイレクトする」機能を実装できます。