raspberryPiとjulius(音声認識)を使用する。①マイク編


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使用するもの


Raspberry Pi 3 Model B+
USBマイク(サンワサプライ USBマイクロホン 単一指向性 直挿し型 MM-MCU02BK)

マイクの設定

ラズパイのUSBポートにマイクを接続し、マイクが認識されていることを確認する。

$lsusb

一番上のC-Mediaがマイクで、認識されていることが分かる。

マイクの優先度を上げる

オーディオモジュールの優先度を確認する。

$ cat /proc/asound/modules
 0 snd_bcm2835
 1 snd_usb_audio

初めは0が内蔵オーディオモジュール、1がUSBマイクになっているので、優先度を書き換える。

$ sudo nano /etc/modprobe.d/alsa-base.conf

開いたエディタに次のコードを書き込む。

options snd slots=snd_audio,snd_bcm2835
options snd_usb_audio index=0
options snd_bcm2835 index=1


ctrl+Xで終了し、再起動する。

$ reboot

起動したら再度優先度を確認し、0がUSBオーディオモジュール、1が内蔵オーディオモジュールになっていれば成功。

$lsusb

サウンドドライバのインストール

aptitudeをインストールしてからALSAのサウンドドライバをインストールする。raspberryPi3B+にはsnd-pcm-ossモジュールは入っていないらしい。

sudo apt-get install aptitude
sudo apt-get install osspd-alsa
sudo aptitude install libasound2-dev

マイクのサウンドカード番号を確認する。

$ arecord -l


常に同じ設定を使用できるように環境変数を設定する。

$ sudo nano ~/.profile

開いたエディタの一番上でも一番下でも、書いてあるコードを邪魔しない場所に次のコードを追加する。

export ALSADEV=hw:0,0

ctrl+Xで終了し、再起動する。

$ reboot

マイクの設定は完了

次はJuliusのインストール編へ
raspberryPiでjulius(音声認識)を使用する。②インストール編

参考

Raspberry pi3B+でjuliusを動かせるようになるまでの覚書き(2019.3.10現在)
ラズパイ2日目①:ラズパイにマイクを接続する