爆速Photoshop


ショートカットを制するものは時間を制する

画像加工用ソフトの最高峰Photoshop。とても沢山のツールが用意されていますが、その殆どに便利なショートカットが設定されている事はご存知ですか?
ここでは、そのPhotoshopでの「まず覚えるべき基本のショートカット」に加え、「設定しておくと爆速になるオリジナルショートカット」を記載していきたいとおもいます。

まずはお友達から…基本的なショートカットを覚えよう

Adobeが配布しているチートシートはこちら
これで作業効率が劇的に上がる! Photoshopのショートカットキー早見表

すばらしいチートシートですね!これを全て覚えていればAdobeツールを教える講師になれます。
しかしやはり量が多い…ぱっと見ただけでもウッとなってしまい、覚える気が削がれてしまいますね。
セレスではLPを作ったりバナーを作ったり、というPhotoshopの使い方が多いので、そこの部分で特によく使うショートカットをピックアップしてみました。
本当によく使う基本中の基本20個、まずは以下を頑張って覚えてみましょう!

ショートカット 何が出来る?
Z 拡大
Z選択中に⌥ 縮小
V オブジェクト/レイヤーの移動
V選択中に⌘ クリックしたオブジェクト/レイヤーの選択
T テキスト入力
P ペン(パス)
B ブラシ
G バケツ
I スポイト
U シェイプ
X 描画色・背景色の切り替え
L なげなわ選択
W 自動選択
M 範囲選択
space 手のひら(押している時だけ)
⌘+A すべてを選択
⌘+D 選択解除
⌘+T 自由変形
⌥+DEL 描画色で塗りつぶし
⌘+DEL 背景色で塗りつぶし

豆知識
各種ツールはshiftを押しながらショートカットを実行することで、そのツールと似ている機能を順繰りに選択できます。

基本的なショートカットを覚えるとツールを探す時間が減り、使いこなせなかった時と比べて作業効率が大分アップしたのではないでしょうか?
ツールの基本形を覚えたら次はレイヤー系、そして少し踏み入ったオプション機能など、様々なものを覚えていきましょう!きっと今まで以上にPhotoshopと仲良くなれるはずです。

愛着を感じてきたら…オリジナルショートカットを作ろう

さて、基本のショートカットを使いこなし、それなりにPhotoshopとの絆を深めている方もいると思いますが、使い続けている中でこう思った事は無いでしょうか?

「あっ、この項目ショートカット無いんだ」

そう。意外と使うのにショートカットが無い。そんな項目に出会った事があったと思います。
結構深い階層にあるのにショートカットが無いなんて…わざわざ毎回そこまで行くのめんどくさいなぁ…。そう思い始めたら思い切ってオリジナルショートカットを作ってみませんか?
折角いつだって一緒にいるパートナーツールなのですから、愛情を込めてもっともっと使いやすくしてあげましょう!

オリジナルショートカット設定場所
Photoshop > 編集 > キーボードショートカット

オリジナルショートカットを作成する項目は各々変わってくるとは思いますが、このページでは私個人が今現在設定している物を載せておきます。いいじゃん!と思ったら是非設定して使ってみてください!
特におすすめなのはレイヤー系のショートカットです。

レイヤー系のショートカット

ショートカット 何が出来る?
⌘+¥ レイヤースタイルを開く
⌘+Control+C レイヤースタイルのコピー
⌘+Control+V レイヤースタイルのペースト
⌘+Control+Z レイヤースタイルの削除
⌘+R レイヤーの名前変更
⌘+Control+S スマートオブジェクトに変換
⌘+Control+R レイヤーをラスタライズ
⌘+Control+T レイヤーを上下反転
⌘+Control+Y レイヤーを左右反転
⌘+Control+P PNGでクイック書き出し(選択レイヤー)

編集系のショートカット

ショートカット 何が出来る?
⌘+Control+U スマートオブジェクトとして画像を配置
⌘+⌥+Control+P PNGでクイック書き出し(ファイル/ボード)

ツール系のショートカット

ショートカット 何が出来る?
Q カラーピッカー※
Y 指先ツール

※クイックマスクに割り当てられているショートカットをカラーピッカーに変更しました

毎日使って手に覚えさせよう

頭で考えているだけでは中々覚えないものです。日々の業務の中でなるべくショートカットを使うこと優先し、手に覚えさせる事が重要です。Photoshopショートカットチートシートを見て「う〜ん多い!」と諦めてしまった方も、是非この記事を参考にしてちょっとずつ基本中の基本から覚えていってもらえればと思います。
それでは、Photoshop内迷子脱出で作業効率をあげ、毎日定時で帰りましょう!