macのローカルでIEの動作確認をする feat. VirtualBox


フロントエンド界隈では悪名高いInternet Explorer、なんと2025年までサポートされます1
最近だとWebサービスのサポートから外されることも増えてきている気がしますが、そうでないところも多いでしょう。

macで開発しているとネイティブでIEが使えないので、VirtualBoxを使ってローカルで動作確認する環境を整えましょう。
ゲストであるVM上のWindows 8.1/10のIE11から、ホストであるmacのlocalhostに繋いで動作検証できるようにします。

やること

  1. VirtualBoxを入れる
  2. Microsoft謹製IE検証用のVMイメージをダウンロードする
  3. VMを立てる
  4. VM上のIEから 10.0.2.2 にアクセスする

VirtualBoxのインストール

brew cask install virtualbox

homebrew caskを知らないひとはぐぐってください。

IE検証用のVMをダウンロードする

Free Virtual Machines from IE8 to MS Edge - Microsoft Edge Development
任意のVMと、プラットフォームは"VirtualBox"を選び、ダウンロードします。
IE11/Win8.1だと7GBとかあるのでお茶でも飲みながら待ちます。
Windows10は"MS Edge"と書いてありますが、IE11も使えます。こっちの方がよいかも。

The Unarchiverのインストール(入れてないひと)

落ちてくるzipファイルはmacの標準だと解凍できないので、対応しているソフトを入れます。
そうしろってそのページに書いてあります。

brew cask install the-unarchiver

解凍してVM起動

The Unarchiverで解凍します

できたファイルをダブルクリックして「インポート」をクリックするだけでセットアップされます。

ダブルクリックすると起動します。

VMのIEからmacのローカルホストへアクセスする

VirtualBoxのデフォルト機能で、ゲストOSで 10.0.2.2 にアクセスするとホストOSのlocalhostに繋がります。

デフォルトだと時刻大西洋時間だったりキーボードがUS配列だったりするので、日本仕様に変更する場合は、がんばってください。応援しています。

おわり

IEを使うのをやめましょう。
IEのサポートをやめましょう。


  1. Windows 10の場合。Windows Server 2016の場合は2027年までサポートされます